バフェット太郎です。

バフェット太郎のように配当再投資を実践したい投資家は、将来に渡って安定して配当を出してくれるような優良株に投資しなければなりません。そこで今回は「配当王」を除いた「配当貴族」の中から、楽天証券で買えるヘルスケア株を紹介したいと思います。(*配当王=連続増配50年以上:配当貴族=連続増配25年以上50年未満)

【配当貴族(ヘルスケア)】
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ヘルスケアセクターの中で50年以上連続で増配している配当王は、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の一銘柄だけでした。また、配当貴族を含めるとわずか6銘柄しかありません。

配当再投資戦略を実践する投資家にとって、ヘルスケアは絶対にポートフォリオに入れておきたいセクターです。なぜなら、1957年~2003年までのセクター別リターンでヘルスケアの年率トータルリターンは14.19%と全セクター中最高だったからです。ちなみに第二位は生活必需品の13.36%でS&P500は10.85%でした。

市場平均とわずか3.34%の差しかありませんが、100万円を30年間、ヘルスケアセクターとS&P500にそれぞれ投資した場合、ヘルスケアセクターは5356万円にもなりますが、S&P500に投資した場合2198万円にしかならず、倍以上の差が開いてしまうのです。従って市場平均を大幅に上回るヘルスケアセクターには必ず投資しておきたいです。しかし、気をつけなければならないこともあります。それは、新薬や新製品など投資家を期待させるような新興ヘルスケア株の存在です。

ジェレミー・シーゲル著『株式投資の未来』によれば、1957年以来、S&P500に新規採用されたヘルスケア株は11銘柄あり、このうち9銘柄は、採用後の運用成績がセクター平均を下回っているのです。実は配当王であるJNJや、配当貴族であるベクトン・ディッキソン(BDX)、医療品メーカー大手のバクスター・インターナショナル(BAX)の三社も、1972年にS&P500に採用されて以降、セクター平均を下回っているのです。(JNJは年率リターン13.3%でした。)

1957年~2003年末までの年率リターンで最も高かったヘルスケア株はアボット・ラボラトリーズ(ABT)の16.51%、次いでバファリンのブリストル・マイヤーズスクイブ(BMY)の16.36%、ファイザー(PFE)16.03%、メルク(MRK)15.90%と続きます。つまり、歴史が古く、時に裏打ちされた企業はヘルスケア業界でも、新興企業を圧倒しているというわけです。

また、これらの老舗ヘルスケア株のリターンが高かった要因に、1950年、米国のGDPに占めるヘルスケア産業の比率は4.5%と、現在の16%と比較して規模が小さく、投資家の期待度が低かったことなども挙げられます。

つまり、配当再投資戦略を実践する投資家は、安定したキャッシュフローと配当が期待できることに加えて、投資家の期待値が低く、退屈で古いヘルスケア株を選ぶ必要があるというわけです。バフェット太郎はそのような考えでJNJを選好しました。

みなさんはどのヘルスケア株に投資しますか?

グッドラック。
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