バフェット太郎です。

バフェット太郎のように配当再投資を実践したい投資家は、将来に渡って安定して配当を出してくれるような優良株に投資しなければなりません。そこで今回は「配当王」を除いた「配当貴族」の中から、楽天証券で買える公益株を紹介したいと思います。(*配当王=連続増配50年以上:配当貴族=連続増配25年以上50年未満)

【配当貴族(公益)】
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公益セクターの配当王は56年連続増配しているベクトレン(VVC)の一銘柄のみです。配当王を除く配当貴族銘柄は7銘柄と、生活必需品セクターと素材セクターのそれぞれ9銘柄に次いで三位です。

公益セクターは長年、発電と消費の両面で効率化が進みました。例えば1970年代前半に比べて、化石燃料1単位当たりのGDP生産量が倍近くになっています。しかしその結果、公益事業セクターが市場に占めるシェアは大幅に縮小しました。

また、規制緩和も市場が縮小した原因になりました。1980年代半ばまで、電力会社は発電も送電も独占体制だったため、あらゆるコストを消費者に押し付けてきました。また、独占体制だったがために消費者にも選択の余地がありませんでした。しかし、規制緩和が進むと消費者は他州から割安な電力を購入するようになり、他州に顧客を取られた地域発電会社の利益は激減しました。

その後、業界再編が進み買収・合併が活発化しました。もともと安定した収益が見込めることから、公益株には連続増配を続けてこられた銘柄が少なくありません。しかし、セクター別リターンにおいては素材株と同様かんばしくありませんでした。

セクター別リターンでは、1957年から2003年までの公益セクターのリターンは9.52%とS&P500の10.85%を下回りました。これは全セクター中ワースト2です。ワースト1は素材セクターの8.18%でした。それでも素材セクターと公益セクターに連続増配株が多い理由は、市場規模の縮小に伴い、買収・合併が進んだことが増配に追い風になったためです。

グッドラック。