バフェット太郎です。

バフェット太郎のように配当再投資を実践したい投資家は、将来に渡って安定して配当を出してくれるような優良株に投資しなければなりません。以下の銘柄は、「配当王」を除いた「配当貴族」の中から、楽天証券で買える金融株です。(*配当王=連続増配50年以上:配当貴族=連続増配25年以上50年未満)

【配当貴族:金融】
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医薬保険大手のアフラック(AFL)、独立系資産運用大手のフランクリン・リソーシズ(BEN)、資産運用アドバイザリーのTロウ・プライス・グループ(TROW)の三社が25年以上連続で増配しています。配当利回りは2~3%、配当性向はどれも50%以下、AFLとBENに至っては30%以下と配当再投資戦略を実践する投資家にとって魅力的な水準です。

ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイは、ポートフォリオのうち、全体のおよそ三割を金融株が占めており、バフェット氏が金融セクターに好んで投資していることがわかります。しかし、過去を振り返れば金融セクターは決して高いリターンが期待できるセクターではありませんでした。

1957年~2003年までの金融セクターの市場シェアは0.77%から20%へと拡大しましたが、セクターリターンは10.58%と、S&P500指数の10.85%に見劣りしました。市場シェアが拡大した主な要因は、1976年にスタンダード&プアーズが大量に銀行株を指数に採用したためです。現在でこそシティ・グループ(C)やバンク・オブ・アメリカ(BAC)、ウェルズ・ファーゴ(WFC)などの超大型銀行株が当たり前のように採用されていますが、当時はこれらの銘柄はどれも指数に含まれていなかったのです。

また、投資会社や証券会社が参入したことで、金融セクターの市場シェアはさらに拡大していきました。当時を振り返れば、金融株とは成長産業で、将来有望と見られていたわけです。

しかし、その有望だったはずの金融セクターのリターンは市場平均以下に落ち込んでしましました。その主な要因は、成長産業に対する期待値の高さだったと思います。

ヘルスケアセクターでもそうだったのですが、画期的な新薬が続々と投入され、広く報道される業界では、投資家は度々熱狂し株価を必要以上に押し上げてしまいます。

例えば、投資ブログや投資関連の掲示板を覗いたことがある人にとっては、あるあるの話なんですが、医薬品株が話題になると、その会社が開発している新薬の話になり、その新薬はどれくらいすごいもので、世界中で利用されれば売上高は何倍にもなって…なんていう夢のある話がわんさか出てきます。

こうした期待値の高さがPERの上層と配当利回りの低下につながり、結果的にリターンを押し下げてしまうというわけです。つまり、配当再投資戦略を実践する長期投資家は、将来有望な成長産業を避けて、できるだけ退屈な産業であったり銘柄を選ぶ必要があります。

その点、現在のBENやTROWは配当再投資戦略の投資対象としてアリだと思います。個人投資家は少しずつアクティブ運用からパッシブ運用に切り替えており、資産運用会社にとってお金が稼ぎにくい状況が続いており、決して有望とは言えません。しかし、アクティブ運用をする投資家がいなくなるわけではありませんし、資産市場にはこれからも大量の新規の投資資金が流入してくるので、資産運用会社のビジネスモデルが崩壊するということはあり得ません。

グッドラック。