バフェット太郎です。

バフェット太郎はコカ・コーラ(KO)やプロクター&ギャンブル、フィリップ・モリス・インターナショナル(PM)、アルトリア・グループ(MO)など配当性向が80%を超えるような、増配余地の乏しい銘柄にばかり投資しているので、これらの銘柄が増配をしなくなったらどうするのかについて書いておこうと思います。

結論から言えば、配当再投資を続けるだけです。配当再投資戦略とは、配当で手に入れた株に値上がり益と配当がつき、さらにその配当で手に入れた株にも値上がり益と配当がつく…ということを永遠に繰り返す投資戦略だからです。しかし、そうするには将来に渡って安定した配当が見込める企業でなければなりません。

そこでバフェット太郎は、「連続増配株は安定した配当が見込める企業群だ」ということで連続増配株に投資しています。しかし、連続増配株でなければならないというわけでもありません。実際、連続増配株のなかには資本財株のエマソン・エレクトリック(EMR)、公益株のベクトレン(VVC)など、S&P500指数に対してトータルリターンが下回るような銘柄もあるからです。
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バフェット太郎が銘柄に求めるのは、将来にわたって安定した収益と配当が見込めるかということなので、保有銘柄はプロクター&ギャンブル(PG)など地味で退屈な銘柄ばかりになります。また、PGのPERは23.8倍と割高感がありますが、株価が下落した場合、配当利回りが高まるので買い支えられやすいです。また、下落局面で買い増した場合の配当利回りも高くなります。

しかし、資本財株などの連続増配株というのは、配当性向が低いため、株価の下落率が大きいわりに配当利回りが高まらず、結果的にトータルリターンが伸び悩みます。そのためジェレミー・シーゲル著『株式投資の未来』で紹介されている黄金銘柄のなかにも資本財株はクレイン(CR)の一銘柄のみにとどまり、ほとんどの黄金銘柄は生活必需品株とヘルスケア株が占めてしまうのです。(*黄金銘柄=配当再投資を含めたトータルリターンの高い上位20銘柄)

バフェット太郎が保有しているKOやPG、PM、MOなど配当性向の高い銘柄とは、株価の下落局面で買い支えられやすく、さらに配当利回りも十分高まるので、たとえ連続増配記録が止まったとしても配当再投資戦略ができないというわけではないんです。そのためバフェット太郎はこれから何があっても配当再投資戦略を続けていくつもりです。

グッドラック。

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