バフェット太郎です。

バフェット太郎のように配当再投資を実践したい投資家は、将来に渡って安定して配当を出してくれるような優良株に投資しなければなりません。以下の銘柄は、「配当王」を除いた「配当貴族」の中から、楽天証券で買える一般消費財株です。(*配当王=連続増配50年以上:配当貴族=連続増配25年以上50年未満)

【配当貴族:一般消費財】
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【マクドナルド:MCD】
外食で世界首位のハンバーガーチェーン店です。直営店運営とフランチャイズ(FC)収入が柱で、今後スティーブ・イーストブルックCEOの下、FC比率を81%から93%へ高めていく方針です。また、朝マックを一日中食べられるという施策を実施したことで米国の既存店売上高は回復したことに加えて、低迷していた日本の既存店売上高はポケモン効果で回復基調にあります。

配当性向は74.20%と高めですが、収入の柱がフランチャイズフィーによるものなので心配する必要はありません。フランチャイズフィーとは全世界のフランチャイズ店の売上げから3%程度の看板代を徴収するというものなので、各店の最終損益に関わらず、お金が本部に入ってくるわけです。だから日本のマクドナルドが最終損益で赤字に苦しんでいても、売上高が2000億円なら60億円を米国のマクドナルドに送らないといけないわけです。また、日本マクドナルドは120億円を配当として株主に還元しえおり、株式の半数を保有している本部に対して60億円送金します。つまり、日本マクドナルドが赤字で苦しんでいても米国マクドナルドには120億円入ってくるのです。そのため配当性向が74.20%だとしても配当は安定して出せるのです。

【レゲット・アンド・ブラット:LEG】
ベッドのスプリングメーカーの草分け的存在です。ベッドマットレスやソファなどの家具、椅子のフレームやベッド完成品などの商品、鋼線・鋼管の生産財、自動車用シートの構造部品や航空産業向け生産財などの特殊製品の四部門があり、家具部門が売上全体の5割強を占めています。

本業の儲けを表す営業CFは07年をピークに減少傾向にあり苦戦を強いられています。EPSが不安定であるため度々配当性向が100%を超えています。また、BPS(一株当たりの純資産)も06年以降減少が続いており、連続増配株のなかでは特に心配される銘柄だと思います。

【VFコーポ:VFC】
VFCは世界最大級のアパレルメーカーで、アウトドア、アクションスポーツ、ジーンズ、制服などに「ザ・ノースフェイス」「VANS」「ティンバーランド」「Lee」など30以上の著名ブランドを展開しています。VFCはこれらのブランドを自ら生み出してきたわけではありません。業績不振により傷ついたブランドを割安な価格で取得し、自社でブランドを再生させてきました。

キャッシュフローは素晴らしくBPS(一株当たりの純資産)も拡大傾向にあり、ジム・クレイマーお墨付きの銘柄として有名です。

★★★

ジェレミー・シーゲル著『株式投資の未来』によれば、1957年~2003年までの一般消費財の年率トータルリターンは11.09%とS&P500指数の10.85%を上回っています。しかし、これは生活必需品の13.36%と比較するとはるかに低い数字です。

1957年から2003年にかけて米国経済は大きく成長し、米国民は生活必需品以外に欲しいものを買えるようになりました。それにも関わらずなぜ自動車や外食、百貨店、娯楽などの一般消費財セクターは冴えなかったのでしょうか。

シーゲル氏は同書で一般消費財セクターが繁栄しなかった主な要因として、品質を守り通せず、消費者をつなぎとめられなかったと指摘しています。また、日本企業をはじめ、外国勢との競争が次第に脅威となるのを黙って眺めていたことも要因に挙げています。

一方、生活必需品セクターの企業は、市場を世界に広げ、高い品質を守り、品質に寄せられる信頼を武器に事業を拡大したことから、一般消費セクターも生活必需品セクター同様、市場を世界に広げ、高い品質を守り続けることができれば、配当再投資戦略に相応しい銘柄になるのではないでしょうか。

グッドラック。

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