バフェット太郎です。

経験の浅い投資家ほど、他人が見落としている情報を正確に理解できていると勘違いするものです。

投資家の行動を研究しているシカゴ大学のリチャード・セイラー教授は、投資家は最新の情報を過剰に重視し、それを元に将来の予測をする傾向があると分析しました。

例えば、ユニクロを展開するファーストリテイリングなどの小売株などは毎月月次決算を発表しているのですが、投資家たちは毎月発表される月次決算を固唾をのんで見守っており、発表される数字次第で投資判断の材料にしたりします。

彼らは他人よりも月次データを正確に理解できると勘違いしていて、表面的な理屈をつけて投資判断を下しているのです。こうした投資家の行動をセイラー教授は「自信過剰バイアス」と呼んでいます。

そして自信過剰バイアスの罠にハマった投資家たちは、悪いニュースに過剰反応するのに対して、良いニュースには鈍感になることが明らかになっています。

投資家に最もよくある行動は、例えばファーストリテイリングの既存店売上高が前年同月比で減収という悪いニュースが飛び込むと、過剰反応して株を投げ売りしたりします。こうした投資家の行動を「近視眼性」と呼び、投資家は月次報告書を読まない方が投資パフォーマンスを向上させることができると結論づけています。
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投資の世界は、ネットの進歩であらゆる情報が瞬時に株価に織り込まれるので、短期で株を買ったり売ったりする短期投資は、確率的に手数料分損すると言われています。なかには特定の方法で短期売買することで勝率を上げることができると宣伝する人もいますが、それは特定の時期に特定の方法が有効だったというだけであって、永遠に通用する方法などありません。大富豪に短期投資家がいないのはそのためです。

バフェット太郎は、最新のニュースやデータをもとに毎月積極的に売買するようなことはしません。ほとんどの日本人がバカにしているGPIF(年金積立管理運用独立行政法人)の運用方法と同じように、配当で株主に還元する優良企業に投資し配当を再投資することで、トータルリターンを最大化させるという戦略をとっています。

経験の浅い投資家ほど、他人が見落としている情報を正確に理解できると勘違いし、いつまで経っても自信過剰バイアスに侵されているものですが、早く目を覚ました方が良いですよ。

グッドラック。

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