バフェット太郎です。
米雇用統計の発表を受けて、フィッシャーFRB(米連邦準備制度理事会)副議長は「経済は成長しているものの、リスクをはらむほどの速すぎるペースでの成長とはなっていないことが確認された」とし、理想的でゴールディロックス的な(ちょうどいい)結果だったとの認識を示しました。
ゴールディロックス(=「Gold金」×「lock髪」)というのは「3びきのくま」という英国の童話に出てくる金髪の女の子の名前です。
★★★
女の子が森でクマの家をみつけました。
だれもいないので入ってみると、テーブルの上には三つのおかゆがおいてありました。
一つ目のおかゆは「あつすぎる」。
二つ目のおかゆは「つめたすぎる」。
三つ目のおかゆは「ちょうどいい」のでぜんぶ食べてしまいました。
女の子はつかれたのでイスにすわろうとしました。
一つ目のイスは「大きすぎる」。
二つ目のイスは「もっと大きすぎる」。
三つ目のイスは「ちょうどいい」ので座ってみましたが、イスはこわれてしまいました。
ねむたくなったので、しんしつに入ってみると三つのベッドがありました。
一つ目のベッドは「かたすぎる」。
三つ目のベッドは「ちょうどいい」ので、そのままねむってしまいました。
しばらくすると、クマがもどってきました。
おかゆは食べられ、イスはこわされ、ベッドには一人の女の子がねむっていました。
目をさました女の子はクマにおどろき、あわてて家からにげていきました。
米雇用統計の発表を受けて、フィッシャーFRB(米連邦準備制度理事会)副議長は「経済は成長しているものの、リスクをはらむほどの速すぎるペースでの成長とはなっていないことが確認された」とし、理想的でゴールディロックス的な(ちょうどいい)結果だったとの認識を示しました。
ゴールディロックス(=「Gold金」×「lock髪」)というのは「3びきのくま」という英国の童話に出てくる金髪の女の子の名前です。
★★★
女の子が森でクマの家をみつけました。
だれもいないので入ってみると、テーブルの上には三つのおかゆがおいてありました。
一つ目のおかゆは「あつすぎる」。
二つ目のおかゆは「つめたすぎる」。
三つ目のおかゆは「ちょうどいい」のでぜんぶ食べてしまいました。
女の子はつかれたのでイスにすわろうとしました。
一つ目のイスは「大きすぎる」。
二つ目のイスは「もっと大きすぎる」。
三つ目のイスは「ちょうどいい」ので座ってみましたが、イスはこわれてしまいました。
ねむたくなったので、しんしつに入ってみると三つのベッドがありました。
一つ目のベッドは「かたすぎる」。
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二つ目のベッドは「やわらかすぎる」。三つ目のベッドは「ちょうどいい」ので、そのままねむってしまいました。
しばらくすると、クマがもどってきました。
おかゆは食べられ、イスはこわされ、ベッドには一人の女の子がねむっていました。
目をさました女の子はクマにおどろき、あわてて家からにげていきました。
★★★
という童話で、景気が過熱もしていなければ冷え込んでもいない「ちょうどいい」状態の経済をゴールディロックス経済と言ったりします。
さて、CMEフェッドウォッチによれば、フィッシャーFRB副議長の「ちょうどいい」という発言を受けて、市場が織り込む12月の利上げ確率が70.2%と、70%の大台を超えました。70%という数字は、市場参加者たちが「12月の利上げはほぼ確実だろう」と考える一つの目安になっており、今後の雇用統計で就業者数の増加が15万人を下回らなければ、FRBは一年ぶりの利上げに踏み切ることが予想されます。
11月の利上げは「はやすぎる」。
1月の利上げは「おそすぎる」。
12月の利上げは「ちょうどいい」と考え、利上げをしました。
しかし、油断してるとクマ(弱気相場)が帰ってきて、逃げ切れなかった女の子のように、頭からガブリと食べられてしまうかもしれませんよ。
グッドラック。
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