バフェット太郎です。

いよいよ米大統領選挙の投票が始まりました。大統領選挙は、それぞれの州に割り当てられた選挙人の数を競い、過半数の270人を確保した者が大統領になれます。

それぞれの州に割り当てられる選挙人の数はバラバラで、カリフォルニア州は55人と最大の選挙人を誇りますが、3人とか4人の州もたくさんあります。当然、選挙人の数の多い州で勝つことが重要なのですが、最大の選挙人を誇るカリフォルニア州はブルー・ステートと呼ばれており、民主党の地盤ですから共和党のトランプが勝つことは難しいです。一方で、中西部や南部の各州はレッド・ステートと呼ばれ、共和党の地盤であることからクリントンが勝つことは難しいと言われています。

そして、選挙のたびに意見が揺れ動く州があります。それをスイング・ステートと呼び、選挙運動はこのスイング・ステートを重点的・集中的に行われるわけです。
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スイング・ステートと選挙人の数は以下の通りです。

フロリダ州(29人)
ペンシルベニア州(20人)
オハイオ州(18人)
ミシガン州(16人)
ノースカロライナ州(15人)
バージニア州(13人)

スイング・ステートの中で最大の選挙人を誇るフロリダ州が特に注目されますが、大統領選挙には「オハイオを制する者が全米を制する」という格言もあります。これはオハイオ州の年齢別人口や労働者階級の人口などが全米の平均に近いため、米国の縮図として注目されているわけです。加えて、1964年以降(13回連続)、オハイオ州を落として大統領になった者は一人もいないことからも注目されています。ちなみに、オハイオ州の支持率でリードしているのは共和党のトランプです。

明日、トランプが大統領になればドル円は100円を試す展開になると思います。

グッドラック。
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