バフェット太郎です。

8日、米大統領選挙当日のNYダウ株式市場は前日比+72.83ドル(+0.4%)高の1万8332.43ドル、S&P500指数は+8.01pt(+0.4%)高の2139.53ptと続伸して取引を終えました。上昇した主な要因は、民主党候補のヒラリー・クリントン大統領候補が優勢との見方が強まったことを受けて、買い安心感が広がりました。

大統領選挙前で最後となったロイターの世論調査によれば、クリントン大統領候補がトランプ大統領候補に勝利する確率は約90%となっています。米国株式市場ではクリントン大統領候補の方が先行きが見えやすく、市場に安定感を与えると見ている一方で、トランプ大統領候補の場合はその外交や貿易、そして移民政策の立ち位置がクリントン大統領候補ほど明確ではないとしています。
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S&P500指数の日足チャートです。弱気の下降トレンドチャネルの上限である2140ptまで上昇しました。クリントン大統領候補が勝てば、レジスタンス(上値抵抗線)を突破すると思います。一方でトランプ大統領候補が勝てば2080ptまで急落すると思います。
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ドル円の週足チャートです。クリントン大統領候補優勢の見方が強まったことで、安全資産とされる円やスイスフランが売られ、ドルが急速に買われました。クリントン大統領候補が勝てば106~107円程度までの上昇、トランプ大統領候補が勝てば100円を割り込む展開が予想されます。

グッドラック。
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