バフェット太郎です。

15日のNYダウ株式市場は前日比+59.71ドル(+0.30%)高の1万9852.24ドルと反発して取引を終えました。上昇した主な要因は好調な経済指標が好感されたたためです。

12月のNY連銀製造業景況指数は予想の4に対して、結果9(前月1.5)と予想を大幅に上回りました。

フィラデルフィア連銀景況指数も予想の9.1に対して、結果21.5と予想を大幅に上回りました。

11月のCPI(消費者物価指数)は前月比0.2%上昇(前年同期比+1.7%)と4カ月連続でプラスでした。これは2014年10月以来の大きな上昇率です。

12月の住宅市場指数は70と、05年7月以来の高水準となりました。
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米新規失業保険申請件数は予想25万5000件に対して、結果25万4000件と予想よりわずかに良かったです。

★★★

これらの経済指標から製造業は好調で見通しも明るく、また、物価もしっかり上昇していることからFRBによる来年の利上げを後押しする内容となりました。加えて、新規失業保険申請件数が予想を下回ったことで労働市場が堅調に推移していることが確認できました。つまり、ファンダメンタルズが相場のリスク要因になる可能性は今のところ小さいということです。

一方で、トランプ次期大統領による景気刺激策や税制改革、金融規制の緩和などは、期待感こそ高いものの不透明な要素が大きいため、これらの要因こそが、来年の相場のリスク要因となりそうです。

グッドラック。
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