バフェット太郎です。
米国銀行三強の一角、バンクオブアメリカ(BAC)が第4四半期決算を発表しました。内容はまちまちでした。
EPSは予想0.38ドルに対して、結果0.40ドルと予想を上回りました。
売上高は予想208億5000万ドルに対して、結果202億2000万ドルと予想を下回りました。
トレーディング収入は11%増の29億1000万ドルでした。これは「トランプ相場」による恩恵を受けたためです。
バンク・オブ・アメリカ(BAC)は米国で個人預金シェア1位を誇るほどの預金者を抱えているのですが、収益柱の一つである住宅ローン事業は金利動向に大きく左右されるため、第4四半期決算の純金利収入は6.3%増の102億9000万ドルと好調でした。
一方で人員削減や支店網の縮小化で、全体の費用を6.1%減少させ131億6000万ドルとしました。ブライアン・モイニハンCEO(最高経営責任者)はかねてから2018年までに年間50ドルのコスト削減を目指すことを公言しており、そのためには四半期ごとの費用を平均132億5000万ドルで抑えなければなりませんでした。今回の131億6000万ドルという数字は合格点であり、改めて順調であることが確認できました。
また、バンク・オブ・アメリカ(BAC)は17年の上半期に実施する自社株買いの規模を25億ドルから43億ドルへ拡大することも明らかにしました。
さて、バンク・オブ・アメリカ(BAC)のような金融株は金利の業績を左右されやすいため、FRB(米連邦準備制度理事会)による利上げの有無に神経を尖らせています。
FRBが予想する今年の利上げ回数は3回ですが、市場参加者たちは「どうせ去年みたく1回とか2回になるんでしょ?」と予想しています。しかし、過去の経験則に従えば、利上げは一度やり始めるとクセになる傾向があるため、市場予想に反して利上げ回数は4回にも5回にもなる可能性があり、バフェット太郎はむしろ上振れリスクの方が高いと思っています。つまり金融株はまだまだ人気化するということです。
グッドラック。
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米国銀行三強の一角、バンクオブアメリカ(BAC)が第4四半期決算を発表しました。内容はまちまちでした。
EPSは予想0.38ドルに対して、結果0.40ドルと予想を上回りました。
売上高は予想208億5000万ドルに対して、結果202億2000万ドルと予想を下回りました。
トレーディング収入は11%増の29億1000万ドルでした。これは「トランプ相場」による恩恵を受けたためです。
バンク・オブ・アメリカ(BAC)は米国で個人預金シェア1位を誇るほどの預金者を抱えているのですが、収益柱の一つである住宅ローン事業は金利動向に大きく左右されるため、第4四半期決算の純金利収入は6.3%増の102億9000万ドルと好調でした。
一方で人員削減や支店網の縮小化で、全体の費用を6.1%減少させ131億6000万ドルとしました。ブライアン・モイニハンCEO(最高経営責任者)はかねてから2018年までに年間50ドルのコスト削減を目指すことを公言しており、そのためには四半期ごとの費用を平均132億5000万ドルで抑えなければなりませんでした。今回の131億6000万ドルという数字は合格点であり、改めて順調であることが確認できました。
また、バンク・オブ・アメリカ(BAC)は17年の上半期に実施する自社株買いの規模を25億ドルから43億ドルへ拡大することも明らかにしました。
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バンク・オブ・アメリカ(BAC)の日足チャートです。米大手銀行はこの数年間、低金利、金融規制、巨額の罰金などで苦しめられていましたが、11月の大統領選挙以降、トランプ相場と利上げによる恩恵を受けて株価は大きく上昇していました。今回は高すぎる期待を裏切らない、ほどほどの結果になったことで株価は前日比+0.39%と小幅高となりました。さて、バンク・オブ・アメリカ(BAC)のような金融株は金利の業績を左右されやすいため、FRB(米連邦準備制度理事会)による利上げの有無に神経を尖らせています。
FRBが予想する今年の利上げ回数は3回ですが、市場参加者たちは「どうせ去年みたく1回とか2回になるんでしょ?」と予想しています。しかし、過去の経験則に従えば、利上げは一度やり始めるとクセになる傾向があるため、市場予想に反して利上げ回数は4回にも5回にもなる可能性があり、バフェット太郎はむしろ上振れリスクの方が高いと思っています。つまり金融株はまだまだ人気化するということです。
グッドラック。
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