バフェット太郎です。

世界最大のコーヒーチェーン、スターバックス(SBUX)が第1四半期決算を発表しました。内容は悪かったです。

EPSは予想0.52ドルに対して、結果0.52と予想と一致しました。

売上高は予想58億5000万ドルに対して、結果57億3000万ドルと予想を下回りました。

17年通期の予想EPSは2.14ドルに対して、新ガイダンス2.13ドルと予想を下回りました。

17年通期の予想売上高は231億1000万ドルに対して、新ガイダンス230億2000万~234億5000万ドルでした。

17年通期の売上高の伸び率を、これまで二桁増としていましたが、新ガイダンスでは8~10%程度に下方修正されました。既存店売上高も振るわず、増加率は一桁台半ばが見込まれています。

スターバックス(SBUX)の全世界の既存店売上高は3%増でした。

売上高全体の73.7%を占めている米国事業は売上高7%増、既存店売上高3%増でした。経営陣はこの既存店売上高を5%以上に戻すことを目指しています。

また、中国・アジア太平洋の既存店売上高は5%増、欧州・中東・アフリカは1%減でした。

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スターバックス(SBUX)の日足チャートです。EPSは予想に一致したものの、売上高見通しの下方修正を受けて株価は前日比-4%安と急落しました。
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スターバックス(SBUX)の週足チャートです。2015年末までは典型的な勝ち組グロース株で、米国株投資家に人気の銘柄でした。しかし、次第に既存店売上高の伸び率が鈍化し始めると株価も弱気の下落トレンドに突入し、NYダウが史上最高値となる2万ドルの大台に乗る中で、スターバックス(SBUX)株は取り残されている感があります。

バリュエーションはPER28.78倍、配当利回り1.71%と割高感があります。今年、米国株式市場全体が弱気相場入りすることが予想されている中で、スターバックス(SBUX)のような高PER株は大きく売られやすいです。

グッドラック。

(関連本:スターバックス再生物語 つながりを育む経営

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