バフェット太郎です。

世の中には喜んで損をする人々が大勢います。例えば競馬やパチンコ、宝くじなどは「愚か者が払う税金」であり、ギャンブラーたちは喜んで損をしています。

また、ギャンブルを一切しない堅実な人であっても、保険に加入することで同じように喜んで損をしていることには変わりありません。

ギャンブルも保険も、賭け(掛け)金に対してリターンがはるかに大きい金額が用意されている以上、多くの人々が損することになります。これは競馬は「ロマン」を買い、パチンコは「娯楽」を、宝くじは「夢」を、そして保険は「安心」を買うものであり、莫大なリターンを得るためではないからです。

ところで、ギャンブルと保険には大きな違いがあります。ギャンブルは周囲の人々が「止めた方が良い」と助言してくれることに加えて、ギャンブルはやる度にお金を支払わなければなりません。一方で保険の場合は解約することに対して周囲の人々が「止めない方が良い」と助言することに加えて、保険料が毎月口座から引き落とされます。つまり、ギャンブルを止めるより保険を止める方がずっと難しいのです。
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日本が世界で最も豊かな社会の一つであることを考えれば、民間の保険に加入する必要性はあまりありません。多くの場合、残された家族は、夫婦どちらかの実家や親族の経済的援助を受けられると思うし、遺族年金や死亡退職金も受け取れるからです。

このように、誰もが民間の保険に加入する必要がないのにも関わらず、多くの人々が加入しているのは、ある種の社会的な「洗脳」に他なりません。

誰かが保険に加入してこそ「一人前の大人」と言っていましたが、競馬やパチンコなど年齢規制のあるギャンブルと同じように、喜んで損することにお金を払うことが、「一人前の大人」という意味かもしれませんね。

グッドラック。

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