バフェット太郎です。
ある世論調査によれば、お金に対するイメージについて80%以上の人々は「汚い」と思うそうです。また、これに関連して多くの人々が「貧しい人は心が美しくて、金持ちはズル賢く汚い」というのが世間一般的なイメージです。
しかし各種・世論調査によれば、お金持ちほど他人を信頼し、貧乏人ほど他人を疑うという傾向があることがわかっています。また、同様に高学歴な人ほど他人を信頼する一方で、低学歴な人ほど他人を信頼しません。
これは貧乏人の住む世界では、お金がないがために、人を騙したり、物を盗んだりすることでしか生活できない人がいるからです。そういう貧乏人が住む排他的な村社会においては、悪い奴を排除することで安定した生活空間を確保することができるので、「人を疑う」ということは貧乏人にとって必須のスキルになります。
日本人が新興国に海外旅行へ行く際に「気をつけろ」と言われるのは、「貧乏人を疑え」という意味に他ならないわけです。
一方で、開放された市場経済で他人を疑いすぎれば、逆に機会損失を被ります。
従って、相手を信頼することが心が美しいというのなら、お金持ちの方が貧しい人に比べて心が美しいと言えます。では、なぜ世間一般では、貧しい人の方が心が美しいと信じられているのでしょうか。結論から言えば、貧しい人の方が多いからです。
どの国においても格差はありますが、多くの場合で貧しい人の方がお金持ちに比べて多いです。そうした社会をまとめるには、貧しい人が善で、お金持ちが悪であることの方が都合が良いからです。
例えば、民主主義においては、多くの民衆の支持を得ることで政治家になることができますが、この時、貧しい人を善とし、お金持ちを悪とする単純な構図を示すことで、政治家は民衆の支持を獲得しやすくなります。
米国の大統領選挙で、トランプ氏が勝利したのも、貧乏人を味方につけたからに他なりません。しかし、トランプ大統領が望む保護貿易は、多くの機会損失を発生させることになるので、あまり明るい未来が見通せません。
グッドラック。
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ある世論調査によれば、お金に対するイメージについて80%以上の人々は「汚い」と思うそうです。また、これに関連して多くの人々が「貧しい人は心が美しくて、金持ちはズル賢く汚い」というのが世間一般的なイメージです。
しかし各種・世論調査によれば、お金持ちほど他人を信頼し、貧乏人ほど他人を疑うという傾向があることがわかっています。また、同様に高学歴な人ほど他人を信頼する一方で、低学歴な人ほど他人を信頼しません。
これは貧乏人の住む世界では、お金がないがために、人を騙したり、物を盗んだりすることでしか生活できない人がいるからです。そういう貧乏人が住む排他的な村社会においては、悪い奴を排除することで安定した生活空間を確保することができるので、「人を疑う」ということは貧乏人にとって必須のスキルになります。
日本人が新興国に海外旅行へ行く際に「気をつけろ」と言われるのは、「貧乏人を疑え」という意味に他ならないわけです。
一方で、開放された市場経済で他人を疑いすぎれば、逆に機会損失を被ります。
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急激に変化する社会で、特定の相手としか商売しないのなら、いつまで経ってもビジネスチャンスを獲得することができないからです。もちろん、それにより相手に騙されることもあるかもしれませんが、騙されることで発生する損失より、ビジネスチャンスを獲得できない機会損失の方がはるかに大きいので、お金持ちほど、騙されることを覚悟した上で、リスクを取ってリターンを獲得しに行くわけです。従って、相手を信頼することが心が美しいというのなら、お金持ちの方が貧しい人に比べて心が美しいと言えます。では、なぜ世間一般では、貧しい人の方が心が美しいと信じられているのでしょうか。結論から言えば、貧しい人の方が多いからです。
どの国においても格差はありますが、多くの場合で貧しい人の方がお金持ちに比べて多いです。そうした社会をまとめるには、貧しい人が善で、お金持ちが悪であることの方が都合が良いからです。
例えば、民主主義においては、多くの民衆の支持を得ることで政治家になることができますが、この時、貧しい人を善とし、お金持ちを悪とする単純な構図を示すことで、政治家は民衆の支持を獲得しやすくなります。
米国の大統領選挙で、トランプ氏が勝利したのも、貧乏人を味方につけたからに他なりません。しかし、トランプ大統領が望む保護貿易は、多くの機会損失を発生させることになるので、あまり明るい未来が見通せません。
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