バフェット太郎です。
米国株投資の人気に陰りが見え始めています。
【ダウ平均(円建て)2016年10月~2017年4月】
昨年11月の大統領選挙でトランプ氏が勝利して以降、円建てのダウ平均はわずか一カ月で+27.5%も上昇して、米国株投資の人気に火がつきました。しかし、その後は円高の影響を受けて円建てのダウ平均が伸び悩んでいることから、その人気に陰りが見え始めています。
そもそも日本の個人投資家が何故わざわざ日本株より税制上不利な米国株に投資するのかと言うと、大きく分けて二つ理由があります。一つはアップル(AAPL)やアルファベット(GOOGL)、アマゾン(AMZN)など、時価総額で世界一の企業(あるいは世界一になり得る企業)に投資できるというものです。そしてもう一つはコカ・コーラ(KO)やプロクター&ギャンブル(PG)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)など、米国株投資の王道ともいえる連続増配株に投資できるからというものです。
どちらか一方の投資が優れていて、もう一方が劣っているということではありませんが、自称長期投資家を名乗る投資家ほど、コカ・コーラ(KO)やプロクター&ギャンブルに投資するも、なかなか値上がりしないことに嫌気がさし、早々に株を手放して、値上がり益が見込めそうなアルファベット(GOOGL)やアマゾン(AMZN)などのグロース株に手を出し始めます。
株式投資で成功したければ、「ゆっくりお金持ちになりなさい」とは著名投資家ウォーレン・バフェット氏の言葉。彼の投資戦略は極めてシンプルなものであるから、その投資戦略を大勢の人々にマネされていずれ競争優位性を失うのではと度々心配されていますが、多くの投資家は退屈な銘柄に投資し続けることに挫折して、値上がり益が見込めるグロース株に投資するので、その競争優位性がなくなることはなさそうです。
日本で米国株の人気に火がついたのは、コカ・コーラ(KO)やプロクター&ギャンブル(PG)など投資の王道ともいえる連続増配株が見直されたからではありません。上の円建てダウ平均のチャートを見てわかる通り、11月から12月にかけてわずか一カ月で27.5%も株価が上昇したからに他なりません。
速攻でお金持ちになりたい投資家たちが米国株にワッと流れ込み、そしてそれほど儲からないとわかるとサッと消えて次の儲かりそうな波に乗るだけで、永遠に相場に振り回されるだけです。
賢明な投資家は、退屈な銘柄に投資し、ゆっくりお金持ちになることを選ぶ投資家のことです。
グッドラック。
大変励みになります。今日も応援のポチお願いします
米国株投資の人気に陰りが見え始めています。
【ダウ平均(円建て)2016年10月~2017年4月】
昨年11月の大統領選挙でトランプ氏が勝利して以降、円建てのダウ平均はわずか一カ月で+27.5%も上昇して、米国株投資の人気に火がつきました。しかし、その後は円高の影響を受けて円建てのダウ平均が伸び悩んでいることから、その人気に陰りが見え始めています。
そもそも日本の個人投資家が何故わざわざ日本株より税制上不利な米国株に投資するのかと言うと、大きく分けて二つ理由があります。一つはアップル(AAPL)やアルファベット(GOOGL)、アマゾン(AMZN)など、時価総額で世界一の企業(あるいは世界一になり得る企業)に投資できるというものです。そしてもう一つはコカ・コーラ(KO)やプロクター&ギャンブル(PG)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)など、米国株投資の王道ともいえる連続増配株に投資できるからというものです。
どちらか一方の投資が優れていて、もう一方が劣っているということではありませんが、自称長期投資家を名乗る投資家ほど、コカ・コーラ(KO)やプロクター&ギャンブルに投資するも、なかなか値上がりしないことに嫌気がさし、早々に株を手放して、値上がり益が見込めそうなアルファベット(GOOGL)やアマゾン(AMZN)などのグロース株に手を出し始めます。
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つまり、彼らは自称長期投資家と名乗りながらも、速攻でお金持ちになりたいだけなのです。故に保有銘柄がコカ・コーラ(KO)やプロクター&ギャンブル(PG)など退屈な銘柄から、アルファベット(GOOGL)やアマゾン(AMZN)、ビザ(V)やマスターカード(MA)など、値上がり益が見込めそうなグロース株へと徐々にシフトしていくのです。株式投資で成功したければ、「ゆっくりお金持ちになりなさい」とは著名投資家ウォーレン・バフェット氏の言葉。彼の投資戦略は極めてシンプルなものであるから、その投資戦略を大勢の人々にマネされていずれ競争優位性を失うのではと度々心配されていますが、多くの投資家は退屈な銘柄に投資し続けることに挫折して、値上がり益が見込めるグロース株に投資するので、その競争優位性がなくなることはなさそうです。
日本で米国株の人気に火がついたのは、コカ・コーラ(KO)やプロクター&ギャンブル(PG)など投資の王道ともいえる連続増配株が見直されたからではありません。上の円建てダウ平均のチャートを見てわかる通り、11月から12月にかけてわずか一カ月で27.5%も株価が上昇したからに他なりません。
速攻でお金持ちになりたい投資家たちが米国株にワッと流れ込み、そしてそれほど儲からないとわかるとサッと消えて次の儲かりそうな波に乗るだけで、永遠に相場に振り回されるだけです。
賢明な投資家は、退屈な銘柄に投資し、ゆっくりお金持ちになることを選ぶ投資家のことです。
グッドラック。
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