バフェット太郎です。
17日のNYダウ株式市場は、前日比183.67ドル(+0.90%)高の2万0636.92ドルと反発して取引を終えました。上昇した主な要因は、投資家たちの注目が北朝鮮の地政学リスク懸念から、企業の四半期決算に移ったためです。
先週は地政学リスクがマーケットで最大の懸念材料となりましたが、トランプ大統領は「今の時点では武力行使は考えていない」とし、ペンス副大統領は「北朝鮮はトランプ大統領の決意を試すべきではない」と警告しました。これを受けて、投資家たちの地政学リスクが後退し、企業の第1四半期決算に注目が移りました。
ロイターによれば、S&P500種構成企業の第1四半期決算の増益率は10.4%に達する見通しで、二桁の増益率は2014年第3四半期決算以来です。
株式市場の取引き終了後に発表された米航空大手ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス(UAL)の第1四半期決算の内容は良かったです。
EPSは予想0.38ドルに対して、結果0.41ドルと予想を上回りました。
売上高は予想83億8000万ドルに対して、結果84億2000万ドルと予想を上回りました。
同社は今月9日に、旅客を強制的に機内から引きずり下ろした件で問題になっており、株価は急落していました。しかし、過去15四半期中、13四半期で市場予想を上回る業績を達成していることから、今回も予想を上回るだろうとの楽観的な見通しが大半で、株価は前日比+2.46%高と大きく上昇しました。
結果、予想通りのポジティブサプライズを受けて、その後の時間外取引で終値比1%高で推移しています。
さて、過去のアノマリーを振り返れば、大統領選挙翌年の4月相場は上昇しやすい月として知られていて、2000年から05年までの6年のうち4年で下落したものの、06年から16年までの11年間のうち9年上昇し、残りの2年はほぼ横ばいでした。
【ダウ平均:日足】
グッドラック。
(関連記事:【楽観】4月相場は強気相場の余韻に浸れる最高の月)
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17日のNYダウ株式市場は、前日比183.67ドル(+0.90%)高の2万0636.92ドルと反発して取引を終えました。上昇した主な要因は、投資家たちの注目が北朝鮮の地政学リスク懸念から、企業の四半期決算に移ったためです。
先週は地政学リスクがマーケットで最大の懸念材料となりましたが、トランプ大統領は「今の時点では武力行使は考えていない」とし、ペンス副大統領は「北朝鮮はトランプ大統領の決意を試すべきではない」と警告しました。これを受けて、投資家たちの地政学リスクが後退し、企業の第1四半期決算に注目が移りました。
ロイターによれば、S&P500種構成企業の第1四半期決算の増益率は10.4%に達する見通しで、二桁の増益率は2014年第3四半期決算以来です。
株式市場の取引き終了後に発表された米航空大手ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス(UAL)の第1四半期決算の内容は良かったです。
EPSは予想0.38ドルに対して、結果0.41ドルと予想を上回りました。
売上高は予想83億8000万ドルに対して、結果84億2000万ドルと予想を上回りました。
同社は今月9日に、旅客を強制的に機内から引きずり下ろした件で問題になっており、株価は急落していました。しかし、過去15四半期中、13四半期で市場予想を上回る業績を達成していることから、今回も予想を上回るだろうとの楽観的な見通しが大半で、株価は前日比+2.46%高と大きく上昇しました。
結果、予想通りのポジティブサプライズを受けて、その後の時間外取引で終値比1%高で推移しています。
さて、過去のアノマリーを振り返れば、大統領選挙翌年の4月相場は上昇しやすい月として知られていて、2000年から05年までの6年のうち4年で下落したものの、06年から16年までの11年間のうち9年上昇し、残りの2年はほぼ横ばいでした。
【ダウ平均:日足】
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地政学リスクの高まりを受けて、ダウ平均は50日移動平均線を割り込んでいますが、これから出てくるポジティブ・サプライズな第1四半期決算を受けて再び上昇トレンドを形成するかもしれません。また、大統領選挙翌年の5月のパフォーマンスも良くなる傾向があるため、地政学リスクに怯えて株を手放してしまった投資家は後悔するかもしれませね。グッドラック。
(関連記事:【楽観】4月相場は強気相場の余韻に浸れる最高の月)
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