バフェット太郎です。
コングロマリット大手、ゼネラル・エレクトリック(GE)が第1四半期決算を発表しました。内容はまちまちでした。
EPSは予想0.17ドルに対して、結果0.21ドルと予想を上回りました。
売上高は予想264億1000万ドルに対して、結果276億6000万ドルと予想を上回りました。
石油・ガス事業は、原油価格の低迷を受けて売上高が9%減収、利益は33%減少しました。
一方で、再生エネルギー事業は11%増収、電力事業は17%増収でした。
工業部門全体の営業利益は11%増となりました。
【ゼネラル・エレクトリック(GE):日足】
ゼネラル・エレクトリック(GE)は、もともと発明王エジソンの電気照明会社で、1980年代にジャック・ウェルチCEOがM&Aを駆使したことで急成長した会社です。
事業は再生エネルギー、石油・ガス、エネルギーマネジメント、航空、ヘルスケア、輸送機器など多岐にわたり、エンジンは航空機、船舶、産業用など世界有数です。
最近は、アクティビスト(物言う株主)のトライアン・ファンド・マネジメントの圧力がかかっていることから、コスト削減に力を入れており、3月にはコスト削減目標を従来計画から二倍に引き上げました。
コングロマリット大手、ゼネラル・エレクトリック(GE)が第1四半期決算を発表しました。内容はまちまちでした。
EPSは予想0.17ドルに対して、結果0.21ドルと予想を上回りました。
売上高は予想264億1000万ドルに対して、結果276億6000万ドルと予想を上回りました。
石油・ガス事業は、原油価格の低迷を受けて売上高が9%減収、利益は33%減少しました。
一方で、再生エネルギー事業は11%増収、電力事業は17%増収でした。
工業部門全体の営業利益は11%増となりました。
【ゼネラル・エレクトリック(GE):日足】
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決算発表を受けて、株価は前日比ー2.38%安に沈みました。ゼネラル・エレクトリック(GE)は、もともと発明王エジソンの電気照明会社で、1980年代にジャック・ウェルチCEOがM&Aを駆使したことで急成長した会社です。
事業は再生エネルギー、石油・ガス、エネルギーマネジメント、航空、ヘルスケア、輸送機器など多岐にわたり、エンジンは航空機、船舶、産業用など世界有数です。
最近は、アクティビスト(物言う株主)のトライアン・ファンド・マネジメントの圧力がかかっていることから、コスト削減に力を入れており、3月にはコスト削減目標を従来計画から二倍に引き上げました。
さて、ゼネラル・エレクトリック(GE)は08年の金融危機で金融事業が打撃を受けたため、それまで何十年と続いた増配記録がストップした苦い経験があります。しかし、2011年から再び増配を繰り返しており、15年には金融事業を売却したことで、今後も連続増配記録が更新されると見られています。
現在、利益目標の未達を理由にアクティビストから圧力を受けているものの、17年は事業構造の改革が進み、利益は好転する見通しです。バリュエーションがPER33倍と割高に見えるのはそのためで、予想PERは18倍程度です。PERは割安感はありませんが、配当利回りは3.24%と魅力的な水準です。
バフェット太郎は資本財株を保有していませんが、仮に保有を考えるなら、ゼネラル・エレクトリック(GE)を最有力候補に挙げたい銘柄です。
グッドラック。
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