バフェット太郎です。


投資の世界は摩訶不思議。


投資の世界では誰でも簡単に大金持ちになれる。


97年にアマゾン・ドット・コム(AMZN)に1万ドル投資していれば500万ドルになっていた。
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03年にアップル(AAPL)に1万ドル投資してたら150万ドルになっていた。
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92年にスターバックス(SBUX)に1万ドル投資していたら200万ドルになっていた。
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投資の世界は摩訶不思議。


「あの時1万ドル投資していれば今頃は…」というのは投資家なら誰もが一度は考えることなのに、同時にそんなこと誰もやっていないのが投資の世界。


投資の世界は摩訶不思議。


「アマゾンが、アップルが、スターバックスが、多くの消費者たちから支持されるなんてことは、あの時の自分もうすうすわかっていたはずなのに」

こうして投資をしなかったことを後悔した投資家は、マイホームの頭金にと用意した5万ドルをツイッター(TWTR)という多くのユーザーに支持されている銘柄に集中投資しました。
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投資の世界は摩訶不思議。


5万ドルがまさかの半値。多くのユーザーが利用しているのにも関わらず収益化に失敗して万年赤字企業。営業利益は2019年12月期まで続く見通し。


「こんなはずじゃなかったのに」


投資の世界は摩訶不思議。


「アマゾン(AMZN)株が上昇するのは当然だ」「ツイッター(TWTR)株が暴落するのは当然だ」

個人投資家がこのように思い込むことを行動経済学の世界では「後知恵バイアス」と言います。ウォールストリート・ジャーナルによれば、アマゾン(AMZN)は過去に1日に6%急落したケースが199回あり、3日間で15%下げたケースは107回あったそうです。

さらに上場後20年のうち16年で年間20%超の下落に見舞われており、08年の金融危機では64%も暴落しました。00年のITバブル崩壊後には株価が一時95%も下げるなどの大暴落がありました。

多くの投資家が投げ売りする中で、自分だけは買い持ちできるなんていう投資家はほとんどいません。そのため、過去にアマゾン株に投資したことのある人は大勢いますが、今でも持ち続けている投資家がいないのです。


さて、著名投資家ウォーレン・バフェット氏が先日の株主総会でアマゾン(AMZN)に投資しなかったことを後悔しているとの発言を受けて、アマゾン株に投資していた個人投資家たちは、まるで女の子がシャネルのカバンを見せびらかすように、ドヤ顔でポートフォリオに組み入れられているアマゾン株を見せびらかしています。

相場の格言に、「相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」というものがありますが、アマゾン(AMZN)の株価が懐疑の中で育ってきたことを考えれば、誰もがアマゾン株の未来に楽観的になっている今、終わりの始まりとなりつつあるのかもしれませんね。

グッドラック。

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