バフェット太郎です。

「WannaCry」というランサムウエア(不正プログラム)が世界150ヵ国の企業や病院、政府機関のシステムを標的に攻撃を仕掛けたことから、情報セキュリティー銘柄に買いが広がりました。

そもそもランサムウエアというのは、サーバの脆弱性を突いて感染し、ファイルを暗号化することでそのファイルを人質に取り、身代金としてビットコインを要求するというものです。
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感染するとこのようなメッセージが表示されます。

通常、ウィルス感染はユーザーがメールやWebサイトを閲覧した場合に起こります。しかし、今回のそれはサーバの脆弱性を突いたものなので、ユーザーが何もしなくても感染するというものでした。

これを受けてシスコシステムズ(CSCO)+2.33%高、パロ・アルト・ネットワーク(PANW)+2.70%高、ファイア・アイ(FEYE)+7.51%高、シマンテック(SYMC)+3.19%高と、セキュリティ関連銘柄が軒並み買われました。

また、今回の件を受けてセキュリティ関連銘柄を買いたいけれど、どの銘柄に投資したらいいかわからなかったり、十分な投資資金が用意できない場合は、ピュアファンズETF(HACK)というセキュリティ銘柄で構成されたETFもあります。

【ピュアファンズETF(HACK)】
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ピュアファンズETF(HACK)はサイバー攻撃などの有事に強く、前日比+3.19%上昇しました。ちなみに2014年にソニー・ピクチャーズエンターテイメントがサイバー攻撃を受けた際にも急騰しました。

企業のセキュリティ対策への支出は年々増加基調にあるものの、昨年は目立ったサイバー攻撃がなかったので伸び悩んでいました。

ピュアファンズETFは今年に入って+17%上昇するなど絶好調です。

グッドラック。

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