バフェット太郎です。

自称長期投資家の中には、「一度買ったら決して売らない。バイ&ホールドだ!!」と宣言しておきながら、市場が最高値圏でもみ合ってると、「市場は割高。バイ&ホールドも大事だけど出口もあるわけで…」と言って急に「出口戦略」を口に出すカスがいます。

このようなカスみたいな投資家たちは大抵の場合、「マーケットが自分が理解できない水準まで株価を押し上げている」とかわけのわからないことを言って市場から離れるわけですが、そもそもお前みたいなカスにマーケットが理解できるわけないだろと思うわけです。

多くの個人投資家にとって理解できることはたった一つです。それは「マーケットは自分の理解を超えている」ということだけです。「それならマーケットに振り回されずに、理解のできる事業にだけ投資してバイ&ホールドすればいい」というのがバイ&ホールドする人たちの考え方です。

昨年のトランプ・ラリー以降、株式市場は特に割高感が指摘されていたので、自称長期投資家が利食いをする光景が見られました。しかし、株式市場はそうした予想に反してもう半年以上も上昇し続けています。

【ダウ平均:週足】
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また、過去に遡れば15年の秋頃、FRB(米連邦準備制度理事会)による利上げが意識し始めたことで株式市場は急落しました。実際利上げが実施されると急落しました。

しかし、二カ月程度で相場が回復してしまったために、投資家の中には十分に買い戻すことができず、その後の上昇相場をただ眺めているだけに終わった人も少なくないです。

さらに、一年前の16年6月末のブリグジット・ショックでもそうですが、ダウ平均は-3%安となったことを受けて、慌てて米国株を全株売却したアホがいます。しかし、相場は直後にV字回復して史上最高値を更新するなど強気の展開となったので、売ったアホはトランプ・ラリーをただ指をくわえて眺めているだけで後悔することになったのです。

このように、市場の予想は度々外れるものですから、予想を参考にして売買をすることは控えた方が良さそうです。ただし、予想をすること自体が間違っているとは思いません。予想することで将来のリスクに備えた投資計画を練ることは大切なことだと思うからです。

さて、現在のダウ平均は史上最高値圏で推移してもみ合っているため、自称長期投資家の中には「株式市場は過熱している!」と考え、バイ&ホールドを宣言しておきながら利食いを検討している人もいると思います。

実際、人気ハイテク株「FAAMG」をはじめとした高PER株が軒並み下落していることからそう考えてもおかしくないかもしれません。しかし、再び買い戻す時、買い戻せるかどうかは別です。期待したほど株価は下がらず、もしかすると売った値段より高い値段で買い戻すことになりかねません。

ぼくたち個人投資家が唯一わかっていることは、「マーケットの未来は見通せない」ということですから、売ったり買い戻したりしてマーケットに振り回されるのではなく、定期的に積立投資できる金額はどれくらいなのかなど、投資計画を練りつつバイ&ホールドした方がずっとマシなパフォーマンスが期待できると思いますよ。

グッドラック。

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