バフェット太郎です。
バフェット太郎の投資戦略は10銘柄に均等分散投資して、毎月一度組入れ比率最低銘柄を買い増すことで均等になるよう維持させるというものです。こうすることで特定のセクターに偏ったポートフォリオを避けることができますし、地合いが悪く下げすぎている株を買い増してやることができます。
ただし、こうした投資戦略は保有銘柄がリスク(変動率)の低いディフェンシブ銘柄で十分な配当を出すこと。あるいは積立投資するための十分な資金が用意できることなどの条件が必要です。
配当をほとんど出さない新興企業などのグロース株に投資する場合、特定の銘柄が上昇すればするほど、ポートフォリオはその銘柄のセクターに偏ってくるので、次第にリスク(変動率)の高いポートフォリオになってしまいます。そのため、リスクを低減するためにも値上がりしすぎた持ち株を売って、他の銘柄を買い増すことでポートフォリオを調整しなければなりません。
当然、含み益に対して20%課税されますから、グロース株投資でリスクを抑えたポートフォリオにしたいなら、20%の課税はコストとして必要経費となり得ます。
それを払いたくないのなら、リスクの高いポートフォリオを保有して、特定の景気局面に大きく資産を振り回されることを覚悟しなければなりません。とは言え、グロース株投資家の多くは十分な含み益を得ると利益を確定する傾向にあるので、利益の20%は吹き飛びます。
また、底で買って天井で売るなどということは不可能なので、過度な期待はすべきではありません。村上ファンドの村上世彰氏は著書『生涯投資家
』で父から教わった、「上がり始めたら買え。下がり始めたら売れ。一番安いところで買ったり、一番高いところで売れるものだと思うな」という投資哲学を今も基本にしているそうですが、多くの投資家もその投資哲学から学ぶべきでしょう。
しかし、あなたが今、「『FAAMG』株は50日移動平均線を割り込んだだけで、ダマしの可能性は否定できないし、再び上昇トレンドに回帰するかもしれない」と反論したように、直ちに「売り」を判断することはできません。
従って、明確な「売り」シグナルが出てから売ることになるわけですが、それはやはり、より多くの含み益を犠牲にする行為になるためリターンを押し下げます。さらに含み益に対して20%が課税されるのでリターンがさらに目減りします。
ではグロース株を長期保有しますか?アップル(AAPL)やアマゾン(AMZN)への長期投資で成功した投資家がほとんどいないことからも、グロース株への長期投資は思っている以上に難しいことが想像できますし、ポートフォリオのリスクが過度に高まります。
また、「FAAMG」株はすでに値上がりしすぎているため、ここからさらに市場平均以上の値上がりを期待するのは難しそうです。そのため、未来のアップル(AAPL)やアマゾン(AMZN)になり得る、将来有望のグロース株に今から投資する必要がありますが、さて何があるのでしょう?
株式投資とは、必ずしも誰もが見落としている銘柄を見つけるような奇跡的な能力を必要としません。むしろ、誰もが知っているような大企業に投資しても十分満足の得られるリターンが期待できるものです。従って、バフェット太郎はわざわざ将来有望のグロース株投資を始めようとは思いません。ハードルの低いコースを全力で駆け抜けるだけです。
もちろん、あなたにグロース株投資家としての才能があり、第二のアップル(AAPL)やアマゾン(AMZN)を見つけられるかもしれないので必ずしも諦める必要はありませんよ。
グッドラック。
大変励みになります。今日も応援のポチお願いします
バフェット太郎の投資戦略は10銘柄に均等分散投資して、毎月一度組入れ比率最低銘柄を買い増すことで均等になるよう維持させるというものです。こうすることで特定のセクターに偏ったポートフォリオを避けることができますし、地合いが悪く下げすぎている株を買い増してやることができます。
ただし、こうした投資戦略は保有銘柄がリスク(変動率)の低いディフェンシブ銘柄で十分な配当を出すこと。あるいは積立投資するための十分な資金が用意できることなどの条件が必要です。
配当をほとんど出さない新興企業などのグロース株に投資する場合、特定の銘柄が上昇すればするほど、ポートフォリオはその銘柄のセクターに偏ってくるので、次第にリスク(変動率)の高いポートフォリオになってしまいます。そのため、リスクを低減するためにも値上がりしすぎた持ち株を売って、他の銘柄を買い増すことでポートフォリオを調整しなければなりません。
当然、含み益に対して20%課税されますから、グロース株投資でリスクを抑えたポートフォリオにしたいなら、20%の課税はコストとして必要経費となり得ます。
それを払いたくないのなら、リスクの高いポートフォリオを保有して、特定の景気局面に大きく資産を振り回されることを覚悟しなければなりません。とは言え、グロース株投資家の多くは十分な含み益を得ると利益を確定する傾向にあるので、利益の20%は吹き飛びます。
また、底で買って天井で売るなどということは不可能なので、過度な期待はすべきではありません。村上ファンドの村上世彰氏は著書『生涯投資家
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さて、その教えに従うならグロース株投資家にとって人気ハイテク株「FAAMG」は「売り」で、金融株は「買い」です。しかし、あなたが今、「『FAAMG』株は50日移動平均線を割り込んだだけで、ダマしの可能性は否定できないし、再び上昇トレンドに回帰するかもしれない」と反論したように、直ちに「売り」を判断することはできません。
従って、明確な「売り」シグナルが出てから売ることになるわけですが、それはやはり、より多くの含み益を犠牲にする行為になるためリターンを押し下げます。さらに含み益に対して20%が課税されるのでリターンがさらに目減りします。
ではグロース株を長期保有しますか?アップル(AAPL)やアマゾン(AMZN)への長期投資で成功した投資家がほとんどいないことからも、グロース株への長期投資は思っている以上に難しいことが想像できますし、ポートフォリオのリスクが過度に高まります。
また、「FAAMG」株はすでに値上がりしすぎているため、ここからさらに市場平均以上の値上がりを期待するのは難しそうです。そのため、未来のアップル(AAPL)やアマゾン(AMZN)になり得る、将来有望のグロース株に今から投資する必要がありますが、さて何があるのでしょう?
株式投資とは、必ずしも誰もが見落としている銘柄を見つけるような奇跡的な能力を必要としません。むしろ、誰もが知っているような大企業に投資しても十分満足の得られるリターンが期待できるものです。従って、バフェット太郎はわざわざ将来有望のグロース株投資を始めようとは思いません。ハードルの低いコースを全力で駆け抜けるだけです。
もちろん、あなたにグロース株投資家としての才能があり、第二のアップル(AAPL)やアマゾン(AMZN)を見つけられるかもしれないので必ずしも諦める必要はありませんよ。
グッドラック。
大変励みになります。今日も応援のポチお願いします
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