バフェット太郎です。

個人投資家のなかには、投資資金の少なさからバフェット太郎のような投資戦略を実践できないと嘆く人がいます。確かに、当初の投資元本の大きさが将来の資産額に影響を与えるのは明白ですが、だからと言って投資パフォーマンスまで変わるわけではありません。

例えば、バフェット太郎は現在約5000万円程度の資産を運用していますが、これを年率平均利回り7%で30年間運用すると3億8061万円になります。当然、元本が500万円しかない投資家は3806万円にしかならないので、ガッカリするかもしれません。

しかし、毎月5万円積立投資すれば9870万円と約1億円に到達します。これを少ないと思うなら投資はするべきではありません。株式市場と言う巨大なカジノを利用してギャンブルをするべきです。


▮ギャンブルはバカでもできる

世間一般の感覚として、「株はギャンブルである」と考えるのが普通です。「株が資産形成の役に立つ」というのは、金融リテラシーの高い一部の限られた層にだけ共有される考え方であり、一般的ではありません。

とは言え、「株はギャンブルである」との考え方は必ずしも間違っているわけではありません。これは株式市場の一面をよくとらえているからです。

投資家にとって、株式市場は資産形成の手助けをしてくれる一方、巨大なカジノにもなり得るということです。そのため、投資元本が少なく、毎月5万円の積立投資をしても1億円にしかならないと不満を抱くなら、日本株で短期売買をしたり、信用取引をすれば数年でお金持ちになれる可能性があります。
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当然、こうした取引はギャンブルなのでバカでもできます。金融リテラシーの高い層ができないことでも、バカはリスクをリスクとも思わないので赤信号を目隠しして渡ることも平気でやれたりするのです。

そして見事、赤信号を渡ることのできたバカが億万長者になるわけです。当然、彼らは勢いだけで億万長者になっているので金融リテラシーなんてほとんど身についていません。そのため、彼らは「株式市場で億万長者になるのに金融リテラシーなんて必要ないww」と笑い、「バカでもできる赤信号の渡り方」という本まで出したりします。すると、類は友よ呼ぶように、バカの周りにはバカが集まってくるのです。(ちなみに、金融リテラシーの高い人たちはこれを、「バカしかできない赤信号の渡り方」と自動翻訳しています)。

バカな億万長者に憧れて、多くのバカが一斉に赤信号を目隠しして渡ります。当然、多くのバカたちは自動車に跳ねられて無事死亡が確認されるわけですが、1000人いれば2~3人くらい赤信号を渡れますし、場合によっては数十~数百人単位で渡れてしまう時もあります。(これを世間一般でバブルと言ったりします)。

このように、株式市場はバカでも億万長者になれるので世間一般の感覚として、「株はギャンブルである」と考えられ、若くして億万長者になったバカたちは、「金融リテラシーなんて関係なかったww」と笑うのです。そのため、「毎月5万円の積立投資をしても1億円にしかならない」と不満を抱くなら、株式市場という巨大なカジノを利用して億万長者を目指すべきでしょう。

もちろん、数年後に無事死亡が確認される確率の方がずっと高いわけですが。

グッドラック。

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