バフェット太郎です。

ぼくたちはなぜ、他人と比較せずにはいられないのでしょうか。結論から言えば、そのようにプログラミングされているからです。

結婚市場におけるある調査によれば、背の高い男性は背の低い男性よりもモテる傾向があるそうです。また、背の高い男性の方が背の低い男性よりも平均年収が高い傾向にあることもわかっています。

これは、人間の進化の過程で、体が大きい方が資源を獲得する競走において有利だったことが要因として挙げられます。つまり人々は、背の高い人と関わることで資源の獲得競争において有利な立場に立てることを本能として染みついてしまっているのです。

そのため米大統領選挙で自分よりも背の高い候補に勝った大統領は1928年以降、たったの三人しかいません。それくらい背の高さが有利に働くのです。

また現代において、背の高さに代わるモノサシとして、年収や学歴などのステータスが重要になってきます。そして、人間本来の使命が生殖であるので、結婚市場で有利になるために他人よりも各種ステータスの順位が上位でなければならないのです。
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つまり、他人と比較せずにいられないのは、他人よりも結婚相手も見つける機会に恵まれるためなのです。また、自分の子どもを恵まれた環境で育て、各種ステータスを高めることで、自分の遺伝子を後世に残せる可能性が高まるので、親は子どもに多くを期待してしまうのです。

このように、進化論的に見れば人々が地位を求めるのは理に適っていると言えます。しかし、今では誰もがブランド物の財布やバッグを買えますし、高級車やマイホームだってローンさえ組めば誰もが買えます。つまり、ステータスの重要性は下がり続けているわけです。

それにも関わらず、どうしてぼくたちは未だに年収や学歴、マイホームや高級車、ブランドバッグなどの各種ステータスを気にするのでしょうか。

進化生物学者のリチャード・ドーキンス博士によれば、「ミーム」の直接的な産物だと説明しています。「ミーム」とは、文化の中で人から人へ考えや行動が伝達されていることを意味する言葉です。つまり、人は「ステータスを高めることで幸せになれる」という考えを伝達し続けた結果、皮肉にもステータスを高めることが人々の呪縛になってしまったのです。

では、どうすれば人は幸福になれるのでしょうか。そのヒントはこの呪縛の解き方にありそうです。

つづく。

グッドラック。

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