バフェット太郎です。

ぼくたちはどうすれば幸せになれるのでしょうか。

良い大学に出て、良い職を得て、結婚し、子どもを授かり、マイホームを建てて、老後は穏やかに過ごす。このような人生が幸せだと考えている人がいるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。人生の過程で悩みや悲しみ、不幸がない人生などそもそも存在しないからです。

ある幸福度調査によれば、お金があれば幸せかと言えば、「思ってるほどではない」との結果になり、結婚して子どもがいれば幸せかと言えば、「いなくてもそんなに変わらない」との結果になりました。また、家族を亡くして不幸のどん底かと言えば、「2~3年もすればその悲しみも乗り越えられる」との結果になったそうです。

例えば、子どもをつくった方が幸せになれるかについて、多くの人々は「子どもは悲しみよりも喜びを多く与えてくれる」と、子どもをつくった方が幸せになれると信じていますが、データを見る限りそのような傾向にないことがわかっています。これは、子どもがいることで夫婦関係が悪化しやすくなるからです。

子どものいない夫婦は、お互い大人であるため、気持ちのコントロールがききやすいです。しかし、子どもは機嫌を損ねやすく、常に親から注目されたいものだからコントロールがききません。こうしたことが夫婦関係を悪化させる原因にもなるので、生活の全て、つまり全体的な幸福度や満足度を考えると、子どもがいる夫婦は子どもがいない夫婦よりも幸福度が低くなりやすいのです。

これは、何も子どもが小さいときに限った話ではなくて、子どもが経済的に独立して子どもが家を離れた後でも、子どもをもつ夫婦の幸福度は子どものいない夫婦と同じか、それより少し低い幸福度という結果になりました。

親にとって子どもと触れ合うことは楽しいですが、子どもの世話は仕事や家事、通勤といった楽しくない事の次にランクインします。一方で子どものいない夫婦は子どもと触れ合う楽しみはありませんが、そもそもそれが当たり前の状態なので、幸福度に働くマイナスの影響はあまりなく、むしろ子どもの世話がなく、自分の人生のために時間を使えるので、その分幸福度はプラスの影響を受けやすいです。
SPONSORED LINK
それらを総合的に加味すれば、子どもをもつ夫婦の方が子どもがいない夫婦よりも幸福度が低くなってしまうのです。

そして、進化生物学者のリチャード・ドーキンス博士による「ミームの概念」によれば、遺伝子が親から子へ伝達するように、考え方や価値観までも世代間で受け継がれるため、「子どもは幸福をもたらす」という考え方が「子どもは不幸をもたらす」という考え方よりも世代間で受け継がれやすいです。

つまり、「子どもをつくっても幸せにはなれない」と信じている人は子どもをつくらないので、後世にその考えを伝えることができないのです。

別の言い方をすれば、伝達される可能性の高い考え方だけが、次世代に伝えられるということです。例えその考え方が間違っていたとしてもです。

そのため、「子どもがいない人生は孤独で不幸」という考え方は次世代に伝わりやすいので、子どもをもたない夫婦にとって世間の目は煩わしいものになってしまいがちになるのです。

また、幸福度の上昇はそれほど長く続かないこともわかっています。これは子どもが産まれたことのプラスの影響だけでなく、良い職を得たとか結婚できたというプラスの影響についても同じで、結婚できたからといって、幸福度が上昇し続けることはないのです。

つまり、こうすれば幸せになれると信じられている通りの人生を歩んだとしても、必ずしも幸せになれるわけではないということです。従ってどうすれば幸せになれるのかという人生の道筋はないということになります。

それにしても、そもそもなぜぼくたちは幸せにならなければならないのでしょうか。ちょっぴり不幸の人生の方が彩豊かな人生であると考えるなら、必ずしも幸せになる必要はないのではないでしょうか。

つづく。

グッドラック。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
大変励みになります。今日も応援のポチお願いします
SPONSORED LINK