バフェット太郎(@buffett_taro)です。

2009年以降、国内外の株式市場は大きく上昇してきましたが、多くの国民は投資をしていなかったことでその恩恵を享受できていません。彼らは「投資資金を失う」という「失敗」を恐れて投資に踏み切ることができなかったのです。

しかし、投資の世界には「投資資金を失うこと」と「チャンスを逸する」という二つの失敗が存在します。一つ目は投資をした結果、株価が値下がりして含み損を抱えたりする状態を差しますが、二つ目は投資をしなかったことで、株式市場の恩恵を享受できない状態を差します。

とはいえ、多くは国民はチャンスを逸して失敗をした事実に気づくことすらありません。なぜなら、彼らは投資をギャンブルと同義語だと考えているので、馬券師に「馬券を買わなかったことで損をしたね」と言われても誰も本当に損をしたとは考えないように、投資家に「株を買わなかったことで損をしたね」と言われても誰も本当に損をしたとは考えないからです。
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そのため多くの国民は、強気相場において、自分が資産拡大のチャンスをみすみす見逃している「失敗」を犯しているにも関わらず、それが「失敗」ではなく、欲望という誘惑に負けなかった「成功」と考えてしまいます。

従って、多くの国民にとって投資がギャンブルと同義語であり続ける限り、彼らは投資をしないことで「間違った成功」を何度も何度も繰り返し、それが正しいと勘違いし続けるのです。

もちろん、豊かな日本社会において、それほど多くのお金が必要というわけではないですし、投資をしなかったことでいくらお金持ちになれるチャンスを逸しても、所詮「お金持ちになれなかった」というだけなので落ち込む必要はありませんよ。

グッドラック。

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