バフェット太郎(@buffett_taro)です。

ソフトウェア開発で世界最大手のマイクロソフト(MSFT)が第1四半期決算を発表しました。内容は良かったです。

EPSは予想0.72ドルに対して、結果0.84ドルと予想を上回りました。

売上高は予想235億7000万ドルに対して、結果245億4000万ドルと予想を上回りました。

クラウド事業の「アジュール」と「オフィス365」の二大部門の売上高は、それぞれ90%増と42%増と、強い成長率を見せました。

また、マイクロソフトはクラウド事業をさらに拡大するために、世界中でデータセンターを開設しており、第4四半期には、27億ドルもの設備投資を行い、その大部分はデータセンターの拡張に向けられました。

【マイクロソフト:MSFT】
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予想を上回る決算内容を好感して、株価は前日比+6.41%高と急伸しました。また、時価総額はドットコムバブル以来、初めて6000億ドルを超えました。
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【S&P500:FB:AMZN:AAPL:MSFT:GOOGL:2017/1~】
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チャートはハイテク大手「ビッグ5」の年初来リターンです。フェイスブック(FB)+45.99%、アマゾン(AMZN)+29.09%、アップル(AAPL)+35.67%、マイクロソフト(MSFT)+25.65%、アルファベット(GOOGL)+22.70%と、平均して31.82%上昇しています。これはS&P500指数の13.26%を大幅に上回る数字で、市場平均を上回れたかどうかは、「ビッグ5」にどれだけ投資できたかどうかで決まったということになります。

ヘッジファンドは、ライバルよりもパフォーマンスが悪ければ顧客から投資資金が流出してしまうため、例え割高でも勢いのある「ビッグ5」などに投資する傾向があります。そのため、株高が株高を誘い、バブルの様相が強くなるものですが、各社のクラウド事業や広告事業はその期待を裏付けるように急成長しています。

つまり、ドットコムバブルとは違い、実力に伴った株高であることから、さらに株価が上昇することが期待できます。

バフェット太郎は「ビッグ5」のような成長株には一切投資していないので、「バフェット太郎10種」のパフォーマンスは株高局面において市場平均に出遅れやすいです。しかし、単年度の成績を争っているわけではありませんし、例え市場平均を下回ったとしても、ヘッジファンドのように投資資金が流出するなどといった心配をする必要もないので、連続増配高配当株に投資して配当を再投資するという地味で退屈な投資戦略を貫くだけです。

グッドラック。

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