バフェット太郎(@buffett_taro)です。

「個人投資家は何に投資すべきか」の問いに、唯一無二の答えはありません。これは個人投資家自身のリスク許容度や投資の目的が違うからです。

バフェット太郎は米国の超大型連続増配高配当株10社に均等分散投資していますが、これについて、グロース株やモメンタム株にも投資すべきだと指摘する人もいれば、配当再投資を実践し長期で保有することを前提とするなら問題ないと擁護する人もいます。

また、保有銘柄数が10銘柄であることに対して、集中投資しすぎだと指摘する人もいれば、十分分散できていると擁護する人もいます。さらに、米国株だけでなく、日本株や新興国株も買うべきだと指摘する人もいれば、長期的に見れば米国株一択でも問題ないと擁護する人もいます。加えて、債券やREITなど株以外にアセットクラスにも投資すべきだと指摘する人もいれば、長期的に見れば株式に集中投資すべきと擁護する人もいます。

これから投資を始めてみようと考えている人にとって、一体何が正しくて、何が間違っているのかさっぱりわかりません。これを正しく理解しないと、例えバフェット太郎のような超大型連続増配高配当株に投資しても、残念な個人投資家になりかねません。

例えば、バフェット太郎は米国株に100%集中投資していますが、これは「いつの時代でも最強の投資スタイルだ」というわけではないことを最初に断っておかなければなりません。
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(出典:『世界のエリート投資家は何を見て動くのか: 自分のお金を確実に守り、増やすために 』)

上記のチャートは、2000年~09年末にかけて、広範囲の資産(債券やリートなど)に分散投資した場合の「バンガード・ミックス」と米国株に集中投資した「米国株100%」のリターンです。

00年から投資を始めて09年末まで保有した場合のそれぞれのリターンは、「バンガード・ミックス」が約二倍にだったのに対して、「米国株100%」の場合は元本割れとなりました。

これだけを見ると、「幅広く分散投資しなければダメなんだな」と思うかもしれえません。しかし、次のチャートを見るとどうでしょうか。
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(出典:『世界のエリート投資家は何を見て動くのか: 自分のお金を確実に守り、増やすために 』)

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上記のチャートを眺めると、過去200年の平均年成長率は株式が6.6%だったのに対して、長期債は3.6%、短期債は2.7%に留まりました。つまり、歴史を振り返れば米国株に100%投資した方が賢明であり、債券やリートに長期投資してはいえないことがわかります。
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もう一度こちらのグラフを振り返って考えてみたいと思います。

00年から09年末までの10年間。この10年間で二度の大暴落がありました。それが00年のITバブル崩壊と08年の金融危機です。つまり、このグラフは株式が最もパフォーマンスの悪い時期を敢えて選んでいるというわけです。

こうしたことから、個人投資家は「幅広く分散投資すべきか、あるいは米国株に集中投資すべきか」の問いに、09年末時点で過去10年間を振り返れば「幅広く分散投資した方が良いだろう」という結論に至り、00年の時点で過去200年間を振り返れば「米国株に100%集中投資した方が賢明だ」との結論に至るわけです。

ここで大切なことは投資家の時間軸です。あと何年投資するかによって、あなたが債券やリートなどのアセットクラスに幅広く分散投資すべきかが決まります。とはいえ、シニア層なら必ず債券に投資しなければならないと言うわけではなくて、あくまで投資家自身のリスク許容度によってもアセットアロケーション(資産配分)は調整すべきです。つまり、元本割れが気になって仕事や生活に支障をきたすようなら、債券やリートに幅広く分散投資した方が賢明ですが、資産がそこそこあり、リスク許容度の高い人であれば米国株に100%集中投資したままでも問題ありません。

分散か集中か、そのどちらが正しくてどちらが間違っているかというわけではありません。しかし、残念な個人投資家の中には「30年後にお金持ちになっても意味がない」とか「ソッコーでお金持ちになってギャルを抱きまくりたい」と考えているのにも関わらず、プロクター&ギャンブル(PG)やベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)など、地味で退屈なディフェンシブ銘柄に投資している人がいます。これは、言ってることとやってることが間違ってます。

プロクター&ギャンブルやベライゾン・コミュニケーションズに投資してもソッコーでお金持ちになれないことくらい投資家でなくとも誰でもわかりそうなことですが、誰からも学ばい、歴史からも学ばないような残念で無知な個人投資家にはちょっと難しすぎるかもしれません。

しかし、どんな投資初心者も学び続ければきっと賢明な投資家になれますよ。

グッドラック。

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