バフェット太郎(@buffett_taro)です。

これから米国株投資を始めるようとしている人の中には、日本と米国で情報格差が生まれるため、日本人が米国株で成功することはできないし、カモにされるだけだと考えている人も少なくないと思います。

しかし、そもそも投資で成功するために特別な情報源は必要ありませんし、急騰間違いなしの成長株を教えてくれる有料情報サイトやメールマガジンに登録する必要もありません。仮に年間で30%の値上がり益が期待できる銘柄に投資し続けることができるのであれば、300万円を元手に40年間運用するだけで1084億円にもなってしまいます。

「投資の神様」と呼ばれているウォーレン・バフェット氏ですら、過去37年間の年率平均利回りが22.6%程度だったことを考えれば、それを上回るパフォーマンスは期待すべきではないのです。

世の中には年間30%の利回りを出すファンドは一応存在はしますが、それらは全て「まぐれ」であり、長期的にそのパフォーマンスを維持することは不可能です。また、多くのファンドマネジャーは長期的に見れば市場平均(S&P500種指数)以下のパフォーマンスであるため、仮にバフェットや市場平均のパフォーマンスを超えることのできるファンドマネジャーがいたとしても、それを事前に知り、そのファンドマネジャーにお金を預けることなど不可能です。

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そう考えると、個人投資家は市場平均並みのリターン、すなわち実質リターン5~6%(*インフレ調整済み)程度で満足すべきです。(*米国経済は長期的に見ればインフレ傾向にあるため、インフレ率が年平均2%であれば、名目リターンは7~8%になります)。

そのため、投資で成功するためには特別な情報源は必要ありませんし、有料情報サイトなどに登録する必要もありません。とはいえ、何も知らなければ、突然の調整局面で狼狽売り(パニックになって慌てて投げ売り)をしてしまったり、間違った投資判断をしてしまうかもしれないので、新聞やニュースサイトを利用して日常的に米国の投資・経済ニュースに慣れておく必要はあります。

バフェット太郎が米国株投資で使っている日々の情報源と言えば、「ウォールストリート・ジャーナル(日本語版)」、「ロイターニュース」、「ブルームバーグ」くらいで、特別な情報源などないことがわかると思います。これはバフェット太郎の投資スタイルが「長期投資」だからというのも理由のひとつです。

長期投資を前提にした運用スタイルでは、頻繁に売買したりしないため、情報の鮮度はそれほど重要ではないのです。別の言い方をすれば長期投資家にとっては大切な情報源は、普遍的な価値のある古典的な書籍であり、「厳選バフェット太郎おすすめの投資本10選」に紹介しているのがそれに当たります。

そのため、これから米国株で長期投資を始めるなら、「厳選バフェット太郎おすすめの投資本10選」に紹介している書籍をできるだけ多く、そして何度も読み返すことをオススメします。

グッドラック。

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