バフェット太郎です。

貧乏人とバカは恐れずにビットコインに投機するしかない。

11日、韓国のパク・サンギ法相は、仮想通貨の取引所取引を禁止する法案を法務省が準備していることを明らかにしたことでビットコイン価格は急落、一時170万円を割り込みました。

【ビットコイン/円】
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ビットコイン相場の混乱を受けて、韓国大統領府は「パク・サンギ法相の発言は、法務省が準備した規制の一つについてのものだが、この規制は最終決定ではない」と火消しに回りました。

韓国では日本以上にビットコイン投資が盛り上がっていて、韓国の求人サイト「サラミン」によれば、サラリーマンの10人に3人はビットコインに投資しているんだとか。また、その投資額は約5300ドル(約60万円)。彼らがビットコインに投資する目的は「速攻でお金持ちになれるから」とのこと。

でもそれって投機であって投資ではありません。そもそも投資とは、投資対象それ自体が新たな価値を生むことができる繁殖機能を持っていなければならないんです。

例えば、雌鶏は卵を産むことができるので、雌鶏の価値は将来生まれる卵の価値の総和を現在価値で割り引いた値段になります。

一方で、ビットコインはそれ自体が新しい価値を生むことはないので投資になり得ません。それでもビットコイン価格が上がり続けるのは、ネズミ講のように「親」より高い値段を払ってビットコインを買う「子ども」が増殖しているからに他なりません。

つまり、ビットコインへの投資は、仮想通貨の経済圏が拡大することに賭けていることに他ならないというわけです。しかし、すでに特定の経済圏を持っているアマゾンやフェイスブックが独自の仮想通貨を発行すれば、ビットコインなど既存の仮想通貨から資本が大量に流出し、アマゾン・コインやフェイスブックコインに流入することが予想されます。

なぜなら、ビットコインはただ眺めているだけだけど、アマゾン・コインやフェイスブック・コインはその経済圏の中で使うことができるし稼ぐこともできるので拡大する可能性が高いからです。

そう考えると、将来ビットコインのような仮想通貨は、一部のアジア諸国や中東、アフリカなど、自国の政府や銀行が信用できないフロンティア市場といった貧乏人の経済圏に限定された通貨に成り下がってしまう可能性が高いです。

とはいえ、アマゾンやフェイスブックが仮想通貨に参入するかどうかはまだわかりませんし、短期的には狂ったようにビットコイン価格が跳ね上がるかもしれません。

そのため、ビットコインに投機をすることで一発逆転のチャンスがあるのなら、貧乏人とバカはチャレンジするべきでしょう。どうせ既存社会の枠組みの中で成功できる望みは薄いんだから、あなたの終わってる未来を変えるには、人生を賭けた博打をするしかないはずです。

グッドラック。

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