バフェット太郎です。

22日のNYダウ株式市場は+142.88ドル(+0.55%)高の2万6214.60ドルと上昇して取引を終えました。上昇した主な要因は、暫定予算の期限が切れて政府機関の一部が閉鎖する中、米上院が2月8日までの予算を手当てするつなぎ予算案を可決したためです。この予算案は下院に送られて、下院で可決されれば政府機関は再開します。

また、企業の第4四半期決算が本格化する中で、企業業績に対する投資家の期待感も高まっています。S&P500種構成銘柄のうち、約一割に当たる55社が決算発表を終えており、そのうち約80%が予想を上回っています。

さて、こうした中、動画配信サービスで世界最大手のネットフリックス(NFLX)が引け後に第4四半期決算を発表しました。内容は良かったです。

EPSは予想0.41ドルに対して、結果0.41ドルと予想に一致しました。

売上高は予想32億8000万ドルに対して、結果32億9000万ドルと予想を上回りました。

第4四半期決算の数字はほぼ予想通りでしたが、月額料金を値上げしたにも関わらず、人気コンテンツの投入が功を奏して、新規加入者数が予想630万人に対して、結果830万人と予想を大きく上回る伸びを示しました。

「ストレンジャー・シングス」や「ザ・クラウン」などのヒットコンテンツが会員の獲得に好循環をもたらしています。また、ディズニーやアップル、アマゾンなどの競合他社に対して競争力を保つために投資を加速させるとし、新しいコンテンツに75億~80億ドル(約8300億円~8900億円)投資する計画を発表しました。

新規加入者数の増加と月額料金の値上げを背景に、第1四半期決算の見通しが上方修正されました。

EPSは予想0.56ドルに対して、新ガイダンス0.63ドル。

売上高は予想34億9000万ドルに対して、新ガイダンス36億9000万ドルとそれぞれ上方修正されました。

【ネットフリックス:NFLX】
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株価は決算への期待感から+3.23%高と大きく上昇しています。さらに時間外取引で+8.31%高と急騰しています。

昨年、ハイテクセクターが市場の牽引役となっていただけに、今年は息切れするかなと予想していましたが、今年もハイテクセクター主導で株高が続くかもしれませんね。

グッドラック。

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