バフェット太郎です。

ファストフード世界最大手のマクドナルド(MCD)が第4四半期決算を発表しました。内容は良かったです。

EPSは予想1.59ドルに対して、結果1.71ドルと予想を大きく上回りました。

売上高は予想52億3000万ドルに対して、結果53億4000万ドルと予想を上回りました。

既存店売上高は世界で5.5%増、米国で4.5%増と10期連続で増加しました。

海外主要市場は英国とカナダが好調で、前年同期比6.0%増加しました。

高成長市場は中国が好調だったものの韓国が足を引っ張り、結局4.0%の増加となりました。

基礎的市場(日本含む)は8.0%増と、すべての地域で好調な売上高を記録しました。

米国の既存店売上高が好調だった主な要因は、「1、2、3ドルメニュー」という新しいバリューセットで客数を増やしつつ、高価格帯メニューの「バターミルク・クリスピー・テンダー(バターミルクをたっぷり使用したクリスピーチキン)」で客単価を上げることができたためです。
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レストランの「売上高」を分解すると「客数×客単価」になるので、この両方を最大化することで売上高は大きくなります。そのため、マクドナルドはいつもお値打ちな企画(バリューセットなど)で客数を最大化しつつ、話題の高価格帯新商品で客単価を上げるっていうことをやっていて、今回もお得意の「勝ちパターン」で好決算を叩き出しました。

18年通期は税制改革による恩恵を受けて、実効税率は31~33%から25~27%に低下する見通しです。

【マクドナルド:MCD】
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株価は決算発表後急落しましたが、50日移動平均線に支えられるようにして、強気トレンドは堅持しました。

JPモルガン・チェース(JPM)はマクドナルドの目標株価を186ドルと投資判断をオーバーウェイトし、カナダのRBCキャピタルマーケッツは目標株価を190ドルとしています。

予想PERは約25倍、配当利回りは2.22%と割安感はないものの、好調な企業業績を背景に株高は進みそうです。

グッドラック。

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