バフェット太郎です。

【S&P500種指数:日足】
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1月末から始まる米国株のわずか10%程度の調整局面を受けて、狼狽売りしてしまった個人投資家も少なくないと思いますが、残念ながらS&P500種指数が200日移動平均線から反発したことで、米国株は調整局面を脱しつつあります。

【S&P500種指数(週足):2012ー2018】
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2012年から現在にかけてのS&P500種指数(週足)チャートです。過去6年間を振り返ると、50日移動平均線で5回反発しており、6回目となる今回も50日移動平均線がサポートラインとなりました。

15年は中国発世界同時株安を受けて50日移動平均線を割り込み、その後一時的に反発するも、FRBが9年ぶりに利上げに踏み切ると再び急落しましたが、この時は200日移動平均線がサポートラインとなり反発しました。

今回の調整局面で株を手放した投資家の中には、200日移動平均線まで落ちたら買い戻そうと欲をかいた投資家もいると思いますが、残念ながら欲豚の思い通りにはいかなかったようです。

個人投資家の中には素晴らしいパフォーマンスを目指して頻繁に売買している人も少なくありません。しかし、こうした投資スタイルは短期的には市場平均を大幅にアウトパフォームする可能性があるものの、長期的には失敗が積み重なり、税金と手数料分損することの方が多くなるだけです。

従って、投資家は高いパフォーマンスを目指して頻繁に売買するより、バイ&ホールドに徹した方が長期的には報われやすいです。

とはいえ、リスクの高いポートフォリオを組んでいる場合は、たとえ事前にバイ&ホールドすると決めていても、価格が下振れした際に信念を見失ったり、狼狽売りに迫られたりする場合が少なくないので注意しなければなりません。

そのため、投資家は強気相場の中で市場平均にアンダーパフォームするかもしれませんが、保守的で退屈だけど、信頼できる一握りの超優良株に投資して、信念を曲げずにバイ&ホールドした方が高いパフォーマンスが期待できるものです。

グッドラック。

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