バフェット太郎です。

投資家のセンチメントは過去半年間で最も悲観的になっています。
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(出所:ウォールストリート・ジャーナル

米国個人投資家協会(APA)の調査によれば、貿易摩擦や大手ハイテク企業を巡る規制強化への懸念が高まる中、個人投資家のうち全体の36.6%が弱気に傾くなど、17年8月以来の水準まで高まっています。

ちなみに過去1年でこの水準まで上昇したのは17年8月と4月の二回だけでした。

【ダウ平均:2017年4月ー2018年4月】
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4月、8月のどちらも50日移動平均線をサポートラインに反発しており、今振り返れば絶好の「買い場」でした。つまり、逆説的に考えれば個人投資家が弱気になっている時こそ、あなたは強気にならなければならないということです。

【VIX(恐怖)指数:2017年4月ー2018年4月】
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投資家の不安心理を表すVIX(恐怖)指数は2月の急落で一時50ポイントまで暴騰し、その後落ち着きを取り戻すかに見えたものの、依然として21.49ポイントの高水準で推移しています。つまり、投資家らは「買い」に躊躇しているということです。

そもそも投資とは、誰もが将来に楽観的になっている時ほど危険です。たとえば、仮想通貨が盛り上がった昨年、多くの仮想通貨クラスタたちはビットコインやイーサリアム、リップルを数年間バイ&ホールドするだけで億万長者になれると夢を抱いていました。

しかし実際は、12月の高値から三分の一まで大暴落し、今では仮想通貨が儲かるなんて話をすっかり聞かなくなってしまいました。そして先日、ついに200日移動平均線を割り込みました。

【ビットコイン指数】
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ビットコインが200日移動平均線を割り込んだことは過去二年間一度もなく、バブルが崩壊しつつあることを予感させます。

このように、投資とは誰もが将来に楽観的になっていて、自分は億万長者になってしまうんじゃないかとワクワクドキドキしながらする投資ほど失敗しやすいです。

一方で、誰もが将来に悲観的、懐疑的になっていて、不安の中でする投資は成功しやすいです。こういう時は決まってマーケットに投資資金が十分流入しておらず、後から入ってくる投資マネーが相場を押し上げるからです。

現在、個人投資家が弱気に傾いている割合は36.6%と強気の31.9%を上回っていることを考えれば、長期投資家のあなたは強気でなければなりません。

グッドラック。

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