バフェット太郎です。

2月以降の株安ドル安を受けて、米国株投資家の中には含み損を抱えている人も少なくないと思う。しかし、バフェット太郎のようにコカ・コーラ(KO)やフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)などの優良株に投資している人はそれほど心配する必要はありません。

なぜなら、これら優良株への長期投資は、タイミングの悪さがほとんど問題にならないくらい小さな影響にすぎないからです。そのため、運悪く高値掴みしてしまったとしても、愚直に配当再投資し、忍耐強く長期保有すれば、おのずと資産は増えていきます。

しかし、クソダサい投資家ほど含み損を抱えたり他人のパフォーマンスに見劣りすると、自分の投資法に自信が持てなくなって狼狽売りに走ってしまうので、結果的にどんな投資スタイルも長続きしません。

そもそも、優良株への長期投資は一時的に含み損を抱えることなどよくあることです。たとえば、以下のようなケースが考えられます。

BPS100ドル×PBR1.5倍=株価150ドル
BPS110ドル×PBR1.3倍=株価143ドル
BPS120ドル×PBR1.1倍=株価132ドル

BPS(一株当たりの純資産)が毎年約10%増加したとしても、PBR(株価純資産倍率)が約15%下落するだけで、株価はズルズルと下落していきます。そのため、たとえ本質的価値が高まったとしても必ずしも株価が上昇するわけではないのです。これは景気循環や地政学的リスクなど外的要因なども株価に影響を与えるからです。
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従って、リセッション(景気後退)や調整局面を迎えたせいで短期的に含み損を抱えたとしても、企業の競争優位性が崩れていないのであれば、株を手放したりする必要はないのです。

また、強気相場では強欲と楽観主義が組み合わされ、過熱感が見られるので気をつけなければなりません。

たとえば強気相場ではほとんどの銘柄が値上がりするものの、その中でも優劣がやっぱりあるわけで、人気セクターほど株価は好調に推移します。そのため、多くのクソダサい投資家は将来有望のイケてるグロース株を高すぎる価格で買い、すでに過大評価されている株に対して、「まだ値上がりの余地はある」と考えて保有し続けてしまうのです。

こうした投資スタイルは、(熱狂が続く限り)短期的には値上がり益が期待できるものの、特定の市場へ、特定のセクター、そして特定の投資法が好調な時がいつまでも続かないことを考えれば、投資家は短期的な利益ばかり求めるべきではないことがわかります。

賢明な投資家ほど長期的な視野に立って物事を考え、たとえ短期的に含み損を抱えたとしても一切問題にしませんが、クソダサい投資家ほど長期的な視野に立てず、目先の利益ばかりにこだわって右往左往するみっともないことを平気でやるものです。

グッドラック。

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