バフェット太郎です。

バフェット太郎の投資ルールは毎月最後の金曜日に、構成比率最低銘柄(単純に時価評価額の低い銘柄)を5000ドル(先月から諸事情により1万ドル)買い増すことで、ポートフォリオのリバランスと配当再投資戦略を実践しています。

この投資ルールはシンプルでわかりやすいのですが、読者からは「毎月株を買い増すお金がないので、低所得者向けの投資ルールを教えて欲しい」という質問を度々受けます。

結論から言えば、お金持ちであろうと貧乏人であろうと、投資ルールに違いはありません。とはいえ、買い付け手数料と購入頻度には気を付けてください。

①買い付け手数料

まず、米国株の手数料(SBI証券、楽天証券、マネックス証券)は約定代金の0.45%、最低0ドル~最大20ドルとなっているので、約定代金が約1120ドル以上になるようにしてください。

たとえば、アップル株を一株200ドルで3株買った場合、約定代金は600ドルになりますが、これに0.45%を掛けると手数料は2.7ドルになります。しかし、手数料は最低5ドル~となっているので5ドル支払わなければなりません。これでは手数料率が0.83%になってしまいますから、通常の二倍近い手数料が掛かることを意味します。

従って、個人投資家は約定代金が1120ドル(約12万3000円)くらいになるように株を購入してください。1120ドルなら手数料率0.45%の時5ドル4セントになるからです。

②購入頻度

たとえ買い増し額が1120ドルだとしても、毎月それだけ積立投資できる人なんてほとんどいませんから、「やっぱりバフェット太郎の投資ルールはお金持ちのための投資戦略だ」と嘆く人は少なくないと思います。でも安心してください。買い増しの頻度は半年に一度でも十分だからです。
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(出所:NIKKEI STYLE

表の赤枠は20年前から各購入頻度で投資した場合のリターンを表しています。

たとえば赤枠の一番上の数字「51.7%」は、毎月一度、日経平均株価を積立投資した場合の20年間のリターンです。ちなみに赤枠の一番下の数字「46.1%」は毎年一度、日経平均株価を積立投資した場合の20年間のリターンをです。

この表を眺めると、「毎月」積立投資した場合と「6カ月に一度」のペースで積立投資した場合のリターンは概ね同じであることから、投資家は毎月のように積立投資する必要はなく、6カ月に一度で十分だということがわかります。

従って、投資家は半年に一度の頻度で1120ドル程度の積立投資をすればいいだけなので、バフェット太郎の投資ルールはお金持ち貧乏人に関わらずやるべきことはみんな一緒なんです。

グッドラック。

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