バフェット太郎です。

トータルヘルスケア大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)が第2四半期決算を発表しました。内容はまちまちでした。

EPSは予想2.07ドルに対して、結果2.10ドルと予想を上回りました。

売上高は予想203億9000万ドルに対して、結果208億3000万ドルと予想を上回りました。

通年の予想EPSは従来予想8.00~8.20ドルに対して、新ガイダンス8.07~8.17ドルと下方修正されました。

【JNJ:部門別売上高(2018.Q2)】
1
ジョンソン・エンド・ジョンソンは「バンドエイド」や「リステリン」など消費者に馴染みのある多彩なブランドを保有していますが、それらは売上高全体の2割にも満たないです。同社の主力事業は医薬品部門で売上高全体の半分を占めています。

【JNJ:部門別売上高推推移(2018.Q2)】
2
第2四半期決算は主力事業である医薬品部門が前年同期比+19.9%増と好調でした。また、医療機器部門と消費者部門も小幅増加するなど堅調な伸びを示しました。
SPONSORED LINK
【医薬品部門の売上高シェア】
3
免疫薬の関節リウマチ治療薬「レミケード」はジェネリック医薬品との価格競争激化を受けて、前年同期比13.7%減と落ち込みましたが、乾癬治療薬の「ステラーラ」が同36.4%増と伸長したことで免疫薬の売上高を押し上げました。

また、腫瘍薬の「ダラザレックス」は前年同期比70.9%増、「イムブルビカ」は同37.8%増、「ザイティガ」は同62.9%増と大幅な増収でした。

【医薬品部門対前年比】
4
主力の「免疫」と「腫瘍」がしっかりと成長しています。

【ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ):日足】
5
好調な企業業績を好感して株価は前日比+3.61%高と急騰しています。とはいえ、株価は1月の高値146ドルから依然として10%ほど下げており、調整局面から完全に脱していません。今回の好決算を追い風に200日移動平均線の131ドルをブレイクアウトするかが注目されます。

グッドラック。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
大変励みになります。今日も応援のポチお願いします
SPONSORED LINK