バフェット太郎です。

おかげさまで拙著『バカでも稼げる 「米国株」高配当投資』の8刷が決定し、発行部数が3万5000部を突破しました!みなさん、本当にありがとうございます!

今まで大型書店でしか見かけることがなかったんですけれど、日経新聞とか読売新聞の広告欄に掲載させてもらったおかげで、子どもの頃から通ってる地元の本屋さんにも陳列されててマジで感動しました。

これも読者のみなさんがわざわざ「買ったよ!読んだよ!」ってツイートしてくれたり、ブログで書評まで書いてくださったおかげです!

なのに!!

せっかく投資ブロガーのみなさんが書いてくださった書評が、

全然紹介できてません!!

本当にごめんなさい!!

ということで、決算シーズンが本格化してる大切な時期ですけれども、この場を借りて書評のお礼とブログの紹介をさせてください!!

セイムエアー

偏差値35のバカ高校出身(※ブログの『自己紹介』より)で、普段は正社員として働きながら週末はアルバイトに精を出すなど人的資本を最大化させて日本株や米国株に分散投資しているブレイクスルー君さんに書評書いて頂きました。
株歴は長いけど海外の金融商品はちょっと。。と考えている投資家にはおすすめです。 相当に平易な文章で書かれているので理解も早く進みます。また、本書で紹介されている有名高配当株を皮切りに自分でお気に入りの株を見つけることができます。海外株初心者にきっかけを提供してくれるのがこの本の最大の価値。
ブレイクスルー君さんありがとうございます!

バカでも稼げる 「米国株」高配当投資』の序章で「貧乏人が貧乏であるのは自己責任に他なりません」って書いたのは、日本のような豊な資本主義社会では学歴に関係なくお金持ちになれるからです。実際、ブレイクスルー君さんがそれを体現しようとしてるんじゃないかな。

だから、自分は学歴もないし、バカだし、会社の給与は低いしっていう人はブレイクスルー君さんがどうやって人的資本を最大化しているかっていうのを参考にしてもいいと思う。
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ROKOHOUSE シーゲル流ロジカル投資術

米国株ブロガーではお馴染みで、金融工学を駆使した「ROKOHOUSE流 可変式レバレッジド・ポートフォリオ」を発明してしまったhiroakitさんに書評書いて頂きました!
例えばアンチの人に言わせると、「高配当投資はすでに富のある人、おじいちゃん向けの投資法だ。若いうちはグロース!!」みたいなことになるのですがあれは単にファイナンスの基本的な理論がわかっていない無理解に起因するものです。

意味がよくわからない人はトービンの分離定理などでググっていただければと思いますが(山崎元さんによる解説などもわかりやすいかと思います)、問題は高配当投資でリスク調整後の超過リターンが得られるかどうかですので、おじいちゃんは高配当がよくて若者はグロース!みたいな話はまともな投資家ならしません。

確かにインカムゲインにはキャピタルゲインと比べて、税金を先払いしなければならないデメリットなどもありますが、市場の平均的な配当金の額と高配当企業の配当金の額の差分は言うほど大したことがないので、僕たちの現実的な投資期間を考えればそれほど大騒ぎするほどの問題ではありません。

例えばVTIの分配が2%、VYMの分配が3%だと考えれば、課税が先になるといっても1%のうちの2-3割しか差分としてはないですし、これを問題にするならじゃああなたはバークシャー・ハサウェイみたいな無配企業しか買わないの?という話にもなります。

高配当の企業がこれまでに市場をアウトパフォームしてきたというのはよく知られるアノマリーのうちの一つですし、アンチの人々が飛びつくような近年たまたま好業績をあげているような株とは違って、ある程度長期に渡った実績のある投資法ですので、これをベースに機械的に積立投資をするというのは僕はそんなに悪い投資法だとは思いませんね。

もちろん、高配当のアノマリーがこれからも永続的に続くのかについてはわからないという他ありませんけども。

また、彼のルールに従えば買い付けるときにはもっとも割合の小さくなったものを買うことになっていたはずで、これは買付け時に自動的にリバランスをするようなものなので良いルールだと思います。

リバランスには利確とナンピンを行いながら投資成果を一定範囲に収束させる(最近の記事の言葉でいうと時間毎の投資額をできるだけ一定に保つ)効果があり、リスクを低下させるのに効果的です。

まあ、投資成果をきちんと公開し続けるという点もフェアだし市場平均を下回っていることを自分で書いている点なんかも僕は好感を覚えますが、ここ数年の実績としては不運なポートフォリオでしたね。 

hiroakitさん、ありがとうございます!

アンチをめちゃくちゃディスってて笑う。

hiroakitoさんの「可変式レバレッジドポートフォリオ」とバフェット太郎の「バフェット太郎10種」は似て非なるものなんだけれど、共通していることは「わかりやすい形で定めた意思決定プロセスと明文化した投資方針を一貫して必ず実行すること」です。

たとえばバフェット太郎は毎月最後の金曜日に組入れ比率最低銘柄を一定額買い増すことで自動的にリバランスするというもので、hiroakitさんの場合も株式と債券を定期的にリバランスすることでリスクを低減させています。

個人投資家の中には「環境の変化に順応するため」として投資スタイルをコロコロ変える人がいますが、悪く言えば相場に振り回されているだけとも言えますし、投資スタイルをコロコロ変えて成功した投資家がほとんどいないことを考えると、一貫した投資方針を必ず実行し続けた方が賢明だと思います。

ブログ『ROKOHOUSE シーゲル流ロジカル投資術』は「疑問を持ち、仮説を立てて、検証する」ということを愚直に繰り返すマニアックな良ブログで、「ちょっと普通の投資スタイルでは物足りないな」なんて不満を持っている投資家にとって大変参考になるブログだと思います。

グッドラック。

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