バフェット太郎です。

ファストフード世界最大手のマクドナルド(MCD)が第2四半期決算を発表しました。内容はまちまちでした。

EPSは予想1.92ドルに対して、結果1.99ドルと予想を上回りました。

売上高は予想53億2000万ドルに対して、結果53億5000万ドルと予想を上回りました。

海外既存店売上高は予想3.6%増に対して、結果4.0%増と予想を上回りました。

米国既存店売上高は予想3.0%増に対して、結果2.6%増と予想を下回りました。

世界主要市場(オーストラリア、イギリス、フランス、ドイツなど)の既存店売上高は4.9%増でした。

高成長市場(中国や韓国、イタリアなど)の既存店売上高は2.4%増でした。

基礎的市場(日本など)の既存店売上高は6.8%増と、すべての地域で好調でした。

第2四半期の売上高は53億5000万ドルと前年同期の60億5000万ドルから12%減少しましたが、これは直営店のフランチャイズ化に伴う影響なので心配する必要はありません。

第2四半期の営業利益は22億6200万ドルと前年同期の23億ドルから1%減少しましたが、営業利益は42.3%と前年同期の38.0%から4.3ポイント増加しました。

上半期の売上高は104億9000万ドルと前年同期の117億3000万ドルから11.2%減少しました。

上半期の営業利益は44億1000万ドルと前年同期の43億3000万ドルから2%増加しました。

上半期の営業利益率は42.0%と前年同期の37.0%から5.0ポイント増加しました。
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【マクドナルド:MCD】
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決算内容は概ね良い内容でしたが、米国既存店売上高が予想を下回ったことが嫌気されました。これは売上高の25%を占める朝マックの販売が競争激化を受けて低迷したためです。

決算発表を受けて株価は前日比ー2.23%安と急落しており、サポートラインの154ドルを試す展開となっています。

マクドナルドは安定したキャッシュフローを自社株買いや配当を通して積極的に株主に還元しているため、投資家は短期的な株価の変動を無視して長期で保有することで報われやすいです。

グッドラック。

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