バフェット太郎です。

著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハザウェイ(BRK.B)が第2四半期決算を発表しました。内容は良かったです。

EPSは予想2.24ドルに対して、結果4.87ドルと予想を大きく上回りました。

売上高は予想619億4000万ドルに対して、結果622億ドルと予想を上回りました。

営業利益は68億9000万ドルと前年同期の41億2000万ドルから67%増加しました。

純利益は120億1000万ドルと前年同期の42億6000万ドルから180%増加しました。

【部門別純利益対前年比】
5
純利益が大幅に増加した主な要因は、投資・デリバティブ部門が前年同期1億4000万ドルに対して、今期51億2000万ドルと大幅に増加したためです。これは会計ルールの変更に伴い、アップル株などの含み益を計上したことによるものです。

また、自動車保険のガイコを有する保険引き受け部門が前年同期ー2200万ドルの赤字に対して、今期9億4000万ドルと黒字転換したことが寄与しました。

【部門別営業利益構成比】
2
バークシャーの部門別営業利益構成比を眺めると、主力が製造・サービス・小売り部門であることがわかります。

この部門は15年に370億ドルで買収した航空機向け金属部品を手掛けるプレシジョン・キャストパーツや物流大手のマクレーン、下着メーカーの「フルーツ・オブ・ザ・ルーム」、チョコレートの「シーズ・キャンディーズ」、ソフトクリームの「デイリー・クイーン」などがあります。

同部門の営業利益は前年同期16億6000万ドルに対して、今期21億4000万ドルと29%の増益と好調でしsた。

また、09年に買収したバーリントン・ノーザン・サンタフェの鉄道部門は前年同期15億4000万ドルに対して、今期16億6000万ドルと8%の増益でした。

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【バークシャー・ハザウェイ:BRK.B】
7
決算発表を好感して株価は+3.58%高と急騰しています。

バークシャーは約1000億ドル(約11兆円)もの潤沢な手元資金を有しており、今後はその使い道として自社株買いが注目されています。これまでバークシャーはPBRが1.2倍を割り込んだら自社株買いを実施するという方針を打ち出していましたが、それを「株価がバークシャーの本質的価値を下回っている場合」に変更しています。

バークシャーは配当を必要とせず、ボラティリティも許容できる長期投資家には最適な銘柄です。

グッドラック。

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