バフェット太郎です。
米不動産市場の悪化は米国株最後の強気相場をつくる。投資家心理が徐々に悲観的になっていく中での株高は、多くの投資家を混乱させる。投資家はどうすればいい?株を買い増すべきか、あるいは手放すべきか、それとも何もせずにジッとしていればいいのか。
★★★
結論から言えば、予め定めた意思決定プロセスに従って運用を続ければいいだけです。かくいうバフェット太郎も、「毎月最後の金曜日に、組入れ比率最低銘柄を5000ドル(年内1万ドル)買い増す」という運用ルールを設けているので、それに従うだけです。
また、1~2年後に訪れるリセッション直前でもそれは変わりありません。なぜなら、投資はタイミングを正確に計ることが難しいため、タイミングよく株を売却できたからと言って、必ずしもタイミングよく株を買い戻せる保障はどこにもないためです。
おそらく、米国株が大暴落すればツイッターなどのSNSで「一週間前に全株売却して助かった」「←すごい!天才的な投資判断!!」みたいなやり取りが目立つようになると思います。しかし、彼らが株価が回復する中で、十分な量の株を買い戻せるかどうかは疑問です。
もしかしたら、含み益に対する課税を加味すれば、買い持ち戦略とほとんどパフォーマンスは変わらないかもしれませんし、場合によっては十分な量の買い増しができずに、次の強気相場をただ眺めているだけになってしまう可能性だってあるわけです。

(※ダウ平均:2006ー2010末)
事実、08年の金融危機において、タイミングよく暴落を回避して、タイミングよく大底で株を大量に買い戻した投資家なんてほとんどいません。なぜなら、09年3月、ダウ平均は6470ドルで大底をつけるわけですが、当時、ダウ平均は5000ドルを割り込むと言われていましたし、場合によっては3000ドルも割り込むと考えられていたからです。
目標株価が3000ドルとか5000ドルと言われている中で、一瞬の6500ドルで十分な買い増しなど出来ないことくらい誰にでもわかると思います。その後の反発もあっという間で、わずか三カ月後には9000ドル近くまで上昇したことで、十分な買い戻しができなかった投資家はもうお手上げです。
暴落を待っていた投資家の中には9000ドルから再び暴落すると考えて、ジッと待っていた投資家もいましたが、結局年末までにダウ平均は1万ドルの大台を回復し、米国株は強気相場入りしていくわけです。
過去のチャートを眺めて「1万4000ドルの天井で売って、6500ドルの大底で買い戻せば儲かるんだから、やっぱり投資はタイミングだなwww」と考えている投資家は、例外なく経験の浅い未熟な投資家たちです。
彼らは天井のユーフォリアと大底の絶望を全く知らないのです。とはいえ、強気相場が最終局面を迎えつつあることを考えれば、例外なくすべての投資家がその両方を体験することになるのですが。
グッドラック。
大変励みになります。今日も応援のポチお願いします
米不動産市場の悪化は米国株最後の強気相場をつくる。投資家心理が徐々に悲観的になっていく中での株高は、多くの投資家を混乱させる。投資家はどうすればいい?株を買い増すべきか、あるいは手放すべきか、それとも何もせずにジッとしていればいいのか。
★★★
結論から言えば、予め定めた意思決定プロセスに従って運用を続ければいいだけです。かくいうバフェット太郎も、「毎月最後の金曜日に、組入れ比率最低銘柄を5000ドル(年内1万ドル)買い増す」という運用ルールを設けているので、それに従うだけです。
また、1~2年後に訪れるリセッション直前でもそれは変わりありません。なぜなら、投資はタイミングを正確に計ることが難しいため、タイミングよく株を売却できたからと言って、必ずしもタイミングよく株を買い戻せる保障はどこにもないためです。
おそらく、米国株が大暴落すればツイッターなどのSNSで「一週間前に全株売却して助かった」「←すごい!天才的な投資判断!!」みたいなやり取りが目立つようになると思います。しかし、彼らが株価が回復する中で、十分な量の株を買い戻せるかどうかは疑問です。
もしかしたら、含み益に対する課税を加味すれば、買い持ち戦略とほとんどパフォーマンスは変わらないかもしれませんし、場合によっては十分な量の買い増しができずに、次の強気相場をただ眺めているだけになってしまう可能性だってあるわけです。
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(※ダウ平均:2006ー2010末)
事実、08年の金融危機において、タイミングよく暴落を回避して、タイミングよく大底で株を大量に買い戻した投資家なんてほとんどいません。なぜなら、09年3月、ダウ平均は6470ドルで大底をつけるわけですが、当時、ダウ平均は5000ドルを割り込むと言われていましたし、場合によっては3000ドルも割り込むと考えられていたからです。
目標株価が3000ドルとか5000ドルと言われている中で、一瞬の6500ドルで十分な買い増しなど出来ないことくらい誰にでもわかると思います。その後の反発もあっという間で、わずか三カ月後には9000ドル近くまで上昇したことで、十分な買い戻しができなかった投資家はもうお手上げです。
暴落を待っていた投資家の中には9000ドルから再び暴落すると考えて、ジッと待っていた投資家もいましたが、結局年末までにダウ平均は1万ドルの大台を回復し、米国株は強気相場入りしていくわけです。
過去のチャートを眺めて「1万4000ドルの天井で売って、6500ドルの大底で買い戻せば儲かるんだから、やっぱり投資はタイミングだなwww」と考えている投資家は、例外なく経験の浅い未熟な投資家たちです。
彼らは天井のユーフォリアと大底の絶望を全く知らないのです。とはいえ、強気相場が最終局面を迎えつつあることを考えれば、例外なくすべての投資家がその両方を体験することになるのですが。
グッドラック。

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