バフェット太郎です。
ウォールストリート・ジャーナルによれば、米自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)が最大で1万4800人のリストラを計画しているとのこと。
メアリー・バーラCEOは、今回のリストラ計画について、効率性を目指した結果であり、何か具体的な見通し(たとえば、販売見通しの悪化など)に反応している訳ではないとしました。
【GMのキャッシュフロー:2010ー2017】

GMのキャッシュフロー推移を眺めると、本業の儲けを表す営業CFが増加傾向にある一方、投資支出はそれ以上に拡大しているため、純現金収支であるフリーキャッシュフローが四期連続でマイナスに陥っていることがわかります。
事業が非効率であることを要因に、会社から資金が流出している状態が続いていることを考えれば、GMのリストラ計画は理に適っていると言えます。
とはいえ、米経済全体の行方を占う上で、失業率は非常に重要な指標であることから、GMのリストラ計画が企業の相次ぐリストラ計画の序章になるのかどうかに投資家の関心が集まっています。

過去30年間の失業率推移を眺めると、米経済は失業率が下降トレンドから上昇に転じるとリセッション入りしていることがわかります。つまり、GMのような大企業がリストラ計画を発表したことで、近く失業率は上昇に転じ、米経済はリセッション入りするのでは?との懸念が高まっているわけです。
しかし、前述した通り、リストラを発表した理由は将来の販売見通しが悪化したからではなく、あくまで効率性を高めるためです。この言葉を信じれば、GMの労働者は好景気の中で失業するため、再就職は比較的容易であると考えられます。
ちなみに、10月の米失業率は3.7%と、1969年以来の低水準であり、企業は97カ月連続で雇用を増やすなど、再就職するには有利な環境であると言えます。そのため投資家は、今後の雇用統計で、職を失った一部の労働者が再就職できているのかどうか、そして賃金は依然として上昇圧力がかかっているのかどうかに注視する必要があります。
グッドラック。
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ウォールストリート・ジャーナルによれば、米自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)が最大で1万4800人のリストラを計画しているとのこと。
メアリー・バーラCEOは、今回のリストラ計画について、効率性を目指した結果であり、何か具体的な見通し(たとえば、販売見通しの悪化など)に反応している訳ではないとしました。
【GMのキャッシュフロー:2010ー2017】

GMのキャッシュフロー推移を眺めると、本業の儲けを表す営業CFが増加傾向にある一方、投資支出はそれ以上に拡大しているため、純現金収支であるフリーキャッシュフローが四期連続でマイナスに陥っていることがわかります。
事業が非効率であることを要因に、会社から資金が流出している状態が続いていることを考えれば、GMのリストラ計画は理に適っていると言えます。
とはいえ、米経済全体の行方を占う上で、失業率は非常に重要な指標であることから、GMのリストラ計画が企業の相次ぐリストラ計画の序章になるのかどうかに投資家の関心が集まっています。

過去30年間の失業率推移を眺めると、米経済は失業率が下降トレンドから上昇に転じるとリセッション入りしていることがわかります。つまり、GMのような大企業がリストラ計画を発表したことで、近く失業率は上昇に転じ、米経済はリセッション入りするのでは?との懸念が高まっているわけです。
しかし、前述した通り、リストラを発表した理由は将来の販売見通しが悪化したからではなく、あくまで効率性を高めるためです。この言葉を信じれば、GMの労働者は好景気の中で失業するため、再就職は比較的容易であると考えられます。
ちなみに、10月の米失業率は3.7%と、1969年以来の低水準であり、企業は97カ月連続で雇用を増やすなど、再就職するには有利な環境であると言えます。そのため投資家は、今後の雇用統計で、職を失った一部の労働者が再就職できているのかどうか、そして賃金は依然として上昇圧力がかかっているのかどうかに注視する必要があります。
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