バフェット太郎です。

2015年末~18年11月末までのバフェット太郎10種とS&P500ETF(IVV)のトータルリターンは以下の通りでした。
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バフェット太郎10種:+37.53%(税引き後+33.61%)
S&P500ETF(IVV):+43.20%

S&P500ETFのトータルリターンが+43.20%だったのに対して、バフェット太郎10種のそれは+37.53%と、市場平均を5.67%ポイント下回りました。また、前月の5.30%ポイントから差が拡大しています。
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11月はダウ平均が+1.57%高、S&P500種指数+1.79%高、ナスダック総合指数+0.34%高に対して、バフェット太郎10種は+1.63%高でした。

さて、バフェット太郎は連続増配高配当株10銘柄に分散投資して配当を再投資し続けることで市場平均をアウトパフォームすることを目指しているわけですが、17年7月に市場平均をアンダーパフォームして以降、17カ月連続で市場平均を下回っています。とはいえ、短期的なパフォーマンスを競っているわけではいので、特に焦りはありません。

そもそもS&P500種指数とは「時価総額加重平均型株価指数」と言って、時価総額の大きな銘柄に指数が左右されやすい傾向があります。そのため、この数年間のS&P500種指数の上昇分の40%はFAANG株によるものと言われています。

しかし、誰もがFAANG銘柄に対して明るい未来を確信した結果、株価のバリュエーションは割高となり、10月の暴落以降、FAANG銘柄に対する投資熱は冷めつつあります。事実、フェイスブック(FB)は直近の高値からー39.5%安、アマゾン・ドットコムは同ー26.7%安、アップル(AAPL)同ー23.8%安、ネットフリックス(NFLX)ー37.4%安、アルファベット(GOOGL)ー20.7%安と軒並み暴落しています。

90年の日本株バブル、00年のドットコムバブル、08年のBRICs株バブル、あらゆるブームの結末は長期停滞だったことを考えると、FAANGブームの結末も長期停滞になりかねません。仮にFAANG株が長期で低迷すれば、市場平均の足枷となり、多くのインデックス投資家の失望を買う可能性もあります。

そのため、S&P500ETFに投資して配当を再投資し続けるという投資戦略は長期的に見れば賢明な投資法のひとつであるものの、常に最高のパフォーマンスが期待できる最強の投資対象ではないのです。

こうしたことから、バフェット太郎は短期的にS&P500種指数にアンダーパフォームしていても、特に気にもしませんし、焦ることもありません。また、投資戦略を変えようとも思いません。

やるべきことはバフェット太郎10種に積立投資し、配当を再投資を愚直に続けていくだけです。

グッドラック。
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