バフェット太郎です。
米国株式市場は依然として不安定な動きを見せているものの、ただちにリセッション(景気後退)入りする公算は小さいです。
ISM(米供給管理協会)が発表した製造業景況指数は予想57.5に対して、結果59.3と予想を上回りました。59.3という数字は過去と比べても高水準であることから、米国経済の底堅さがわかります。
そもそも米ISM製造業景況指数とは、全米の製造業の購買担当者にアンケート調査を実施して、その結果をもとに製造業の景況感を表したものです。
たとえば、テスラ(TSLA)の購買担当者は自社が予想する自動車販売台数に基づき、フロントガラスやタイヤ、塗料など、必要な分の原材料を仕入れるので、彼らの仕入れが増えているということは、製造業が拡大していることを意味します。一方で、彼らが仕入れを減らしていれば、それは製造業の縮小を意味しているというわけです。
また、指数の分岐点は50なので、50を上回っていれば製造業の景気が拡大していることを意味し、下回っていれば縮小していることを意味します。そのため、今回の59.3という数字は比較的強い数字であるため、米景気は減速していないことがわかります。
さて、過去20年間でリセッションは二回あったわけですが、00年のドットコムバブル崩壊と08年の金融危機はいずれも指数が50を下回ってからでした。ちなみに、00年のリセッションは50を下回ってから4カ月後に、07年のリセッションは50を下回ったその月からでした。
つまり、50を下回ってからは(リセッションまで)早いということです。ただし、米ISM製造業景況指数の内訳を眺めると、すぐに50を下回ることはなさそうです。
米ISM製造業景況指数の重要項目である「新規受注」が前月の57.4から62.1に改善しています。また、生産も前月の59.9から60.6へ、雇用も56.8から58.4と改善が見られます。
こうした経済指標を眺めると、実体経済はそれほど悪い状況ではなく、依然として50からほど遠い高水準であることを考えると、投資家はリセッションを頭の片隅に置きつつも、強気の姿勢を堅持した方が賢明です。
グッドラック。
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米国株式市場は依然として不安定な動きを見せているものの、ただちにリセッション(景気後退)入りする公算は小さいです。
ISM(米供給管理協会)が発表した製造業景況指数は予想57.5に対して、結果59.3と予想を上回りました。59.3という数字は過去と比べても高水準であることから、米国経済の底堅さがわかります。
そもそも米ISM製造業景況指数とは、全米の製造業の購買担当者にアンケート調査を実施して、その結果をもとに製造業の景況感を表したものです。
たとえば、テスラ(TSLA)の購買担当者は自社が予想する自動車販売台数に基づき、フロントガラスやタイヤ、塗料など、必要な分の原材料を仕入れるので、彼らの仕入れが増えているということは、製造業が拡大していることを意味します。一方で、彼らが仕入れを減らしていれば、それは製造業の縮小を意味しているというわけです。
また、指数の分岐点は50なので、50を上回っていれば製造業の景気が拡大していることを意味し、下回っていれば縮小していることを意味します。そのため、今回の59.3という数字は比較的強い数字であるため、米景気は減速していないことがわかります。
つまり、50を下回ってからは(リセッションまで)早いということです。ただし、米ISM製造業景況指数の内訳を眺めると、すぐに50を下回ることはなさそうです。
米ISM製造業景況指数の重要項目である「新規受注」が前月の57.4から62.1に改善しています。また、生産も前月の59.9から60.6へ、雇用も56.8から58.4と改善が見られます。
こうした経済指標を眺めると、実体経済はそれほど悪い状況ではなく、依然として50からほど遠い高水準であることを考えると、投資家はリセッションを頭の片隅に置きつつも、強気の姿勢を堅持した方が賢明です。
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