バフェット太郎です。
クソダサい投資家ほどブームが永遠に続くと勘違いして、特定のセクターに集中投資するものです。
08年の金融危機以降、10年にも及ぶ強気相場の終盤でブームになったのは、FANG株や半導体株をはじめとしたハイテク株で、多くの投資家はこぞってこれらの銘柄に群がりました。
彼らは過去10年間のパフォーマンスを振り返っただけで「ハイテク株はこれからも永遠に高いリターンをもたらしてくれるに違いない」と勘違いしたわけです。しかし、永遠に続く強気相場などないことを考えれば、そうした楽観的な見通しは幻想だということがわかると思います。
そもそも10年前の2008年、ハイテク株がこれだけ強い上昇を見せるとは誰も思ってもいませんでした。当時、ハイテク株はドットコムバブル崩壊から8年しか経っておらず、ハイテク株への投資に誰もが懐疑的だったからです。
しかし、より高速で大容量のデータ通信が可能になるとハイテク市場が一気に拡大し、投資家は大きなリターンを手にすることができました。
とはいえ、「強気相場とは悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、幸福とともに消えていく」との相場の格言を借りれば、多くの投資家がハイテク株に投資していることに幸福感を感じてしまった以上、強気相場は儚い夢のように消えていくのだと思います。
さて、米国株式市場を眺めると、ダウ平均、S&P500種指数、ナスダック総合指数の三指数が揃って50週移動平均線を下回っていることが確認できます。特にこれまで相場の牽引役となってきたナスダック総合指数は相場の天井を示すヘッド&ショルダーを形成したことで、短期的に5700~6000ポイント(直近の高値からー25%~ー30%)まで下げることが予想されます。
また、これはFANG株ブームの終焉を意味する下げとなります。
これまで米国株式市場はFANG株や半導体株などハイテク株を中心に好調だったことから、多くの個人投資家がナスダック構成銘柄をポートフォリオに組み入れています。特に強気相場の終盤というのは、ブームになっているセクターに集中投資することで幸福感を感じてしまうことから、ハイテク株ばかりに投資している人も散見されました。
彼らは「株価の変動を無視して長期で保有すれば高いリターンが見込める」とか「市場のサイクルを見極めて売買すればいい」と豪語していましたが、結果、彼らがやっていることと言えば、暴落したハイテク株を含み損状態で放置していたり、ハイテク株を売ったり買ったりとアタフタし、相場に振り回されているだけです。
また、中には株価が急落したことで「割安感が増した」と考えてFANG株に投資を始める人もいますが、FANGブームが完全に終わっていることを考えれば、今からFANG株に投資しても高いリターンは見込めないと思います。
これはバイオ株ブームの時にも見られましたが、ブームが終わっているのにも関わらず、値下がりしたギリアドサイエンシズ(GILD)を割安だと勘違いして買い向かった投資家たちは、その後の低迷で凍死家状態に陥ったのです。
こうしたことから、ナスダック総合指数をはじめとしたハイテク株が低迷する中で、ブームに踊らされたハイテク株信者たちは白目を向きながら相場と向き合うことになります。
グッドラック。
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クソダサい投資家ほどブームが永遠に続くと勘違いして、特定のセクターに集中投資するものです。
08年の金融危機以降、10年にも及ぶ強気相場の終盤でブームになったのは、FANG株や半導体株をはじめとしたハイテク株で、多くの投資家はこぞってこれらの銘柄に群がりました。
彼らは過去10年間のパフォーマンスを振り返っただけで「ハイテク株はこれからも永遠に高いリターンをもたらしてくれるに違いない」と勘違いしたわけです。しかし、永遠に続く強気相場などないことを考えれば、そうした楽観的な見通しは幻想だということがわかると思います。
そもそも10年前の2008年、ハイテク株がこれだけ強い上昇を見せるとは誰も思ってもいませんでした。当時、ハイテク株はドットコムバブル崩壊から8年しか経っておらず、ハイテク株への投資に誰もが懐疑的だったからです。
しかし、より高速で大容量のデータ通信が可能になるとハイテク市場が一気に拡大し、投資家は大きなリターンを手にすることができました。
とはいえ、「強気相場とは悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、幸福とともに消えていく」との相場の格言を借りれば、多くの投資家がハイテク株に投資していることに幸福感を感じてしまった以上、強気相場は儚い夢のように消えていくのだと思います。
さて、米国株式市場を眺めると、ダウ平均、S&P500種指数、ナスダック総合指数の三指数が揃って50週移動平均線を下回っていることが確認できます。特にこれまで相場の牽引役となってきたナスダック総合指数は相場の天井を示すヘッド&ショルダーを形成したことで、短期的に5700~6000ポイント(直近の高値からー25%~ー30%)まで下げることが予想されます。
また、これはFANG株ブームの終焉を意味する下げとなります。
これまで米国株式市場はFANG株や半導体株などハイテク株を中心に好調だったことから、多くの個人投資家がナスダック構成銘柄をポートフォリオに組み入れています。特に強気相場の終盤というのは、ブームになっているセクターに集中投資することで幸福感を感じてしまうことから、ハイテク株ばかりに投資している人も散見されました。
彼らは「株価の変動を無視して長期で保有すれば高いリターンが見込める」とか「市場のサイクルを見極めて売買すればいい」と豪語していましたが、結果、彼らがやっていることと言えば、暴落したハイテク株を含み損状態で放置していたり、ハイテク株を売ったり買ったりとアタフタし、相場に振り回されているだけです。
また、中には株価が急落したことで「割安感が増した」と考えてFANG株に投資を始める人もいますが、FANGブームが完全に終わっていることを考えれば、今からFANG株に投資しても高いリターンは見込めないと思います。
これはバイオ株ブームの時にも見られましたが、ブームが終わっているのにも関わらず、値下がりしたギリアドサイエンシズ(GILD)を割安だと勘違いして買い向かった投資家たちは、その後の低迷で凍死家状態に陥ったのです。
こうしたことから、ナスダック総合指数をはじめとしたハイテク株が低迷する中で、ブームに踊らされたハイテク株信者たちは白目を向きながら相場と向き合うことになります。
グッドラック。

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