バフェット太郎です。

センチメント(市場心理)は振り子のように揺れ動くものです。そのため、もし、あなた崩れ落ちつつある株式市場を悲観的に見ているとすれば、近い将来、株式市場は楽観に向かって走り出す可能性が高いです。

そもそも、振り子は平衡点(軌道の中心点)に留まることなく、軌道の一端から一端に向かって振れ幅を大きくして揺れ動くものです。そして、一端に向かうエネルギーがもう一端に向かうエネルギーを生み出し、それを何度も繰り返すわけです。

たとえば、投資家の希望や楽観、陶酔、強気、強欲、過大評価はいずれも投資家の失望や悲観、沈滞、弱気、恐怖、過小評価のエネルギーを生み出す力となります。そして、反対に投資家が弱気になり、恐怖を感じ始めたのなら、それは相場が近く楽観に傾きつつあると予想することができます。

さて、今年の相場は昨年の強気相場の反動を受けて軟調に推移しているわけですが、これは、昨年ダウ平均が一年で+25.1%高と大きく上昇したことに加えて、歴史的な低ボラティリティ(変動率)だったことに対する反動と言えます。

結果、楽観と熱狂のユーフォリアに包まれる中で株式投資を始めた個人投資家たちの多くは含み損を抱えています。とはいえ、これを過度に心配する必要はありません。
そもそも、株式市場は短期的にはランダムで動くため、含み益が出ることもあれば含み損を抱えてしまうことだって当然あります。しかし、企業の価値は年々上がり続けることを考えれば、リスクに慣れて、一握りの優良株を長期で保有し続けた方が賢明です。

たとえば、バフェット太郎が保有するコカ・コーラ(KO)やフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)の製品は、何が起ころうとも売れ続けるので、配当を再投資し続ければ、資産を最大化させることができます。

株価はランダムに変動するものなので一時的に含み損を抱える場合もありますが、バフェット太郎のような長期投資を前提とした投資戦略を実勢しているのであれば、そうしたタイミングの悪さを無視して忍耐強く保有し続け、さらに愚直に配当を再投資し続けるべきです。

そうすれば、振り子が悲観から楽観に向かって走れ始めた時、これまで配当再投資した分の資産が加速度的に拡大することが期待できるはずです。

グッドラック。

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