バフェット太郎です。
28日のNYダウ株式市場は前日比-76.42ドル(-0.33%)安の2万3062.40ドルと小幅下げて取引を終えました。米中貿易摩擦を巡る懸念や政府機関の一部閉鎖といった、政治の先行き不透明感の高まり、そして米企業業績に対する不安感が相場の重しとなりました。
これらの要因は今後、グロース株の足枷となる公算が大きいです。
上のグラフはS&P5000企業の増益率を表しており、18年第4四半期以降、増益率が大幅に鈍化していることがわかります。これは、法人税減税の効果が消えるためで、19年以降は一桁台に低下する見通しです。
そもそも高PERグロース株は増収増益が織り込まれているので、PERも割高になりがちです。そのため、グロース株投資においてPERは重視されず、四半期決算の売上高、EPS、ガイダンスの三つが予想を上回っているかどうかが重要視されます。
たとえば、高PER株の代表格であるアマゾン・ドットコム(AMZN)は売上高、EPSが急拡大しています。ちなみに、17年Q4の売上高が飛び抜けて良いのは年末商戦が含まれているためです。
しかし、企業業績が好調に拡大しているのにも関わらず、株価が低迷していることがわかります。これは、2四半期連続で売上高が予想を下回ったことに加えて、今後は減税効果が消えて増益率が鈍化することが予想され、投資家のアマゾン株に対する期待感が急速に薄らいでいるためです。
すると、上のグラフのように、EPSが拡大しているのにも関わらず、PERが低下することで株価の下落基調が続くなんてことになりかねません。
経験の浅い未熟な投資家ほど、利益成長の拡大が続く限り株価も上昇し続けると考えているようですが、株価とは将来の利益を織り込むため、四半期決算で投資家が予想する数字に達しなければ、たとえ増益を達成したとしても株価は下落するものです。
そのため、これから企業業績の大幅な拡大が期待できないことを考えれば、グロース株投資の時代は終焉を迎えつつあり、これからはリセッション(景気後退)入りを意識したバリュー株投資の時代が始まると考えらえます。
グッドラック。
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28日のNYダウ株式市場は前日比-76.42ドル(-0.33%)安の2万3062.40ドルと小幅下げて取引を終えました。米中貿易摩擦を巡る懸念や政府機関の一部閉鎖といった、政治の先行き不透明感の高まり、そして米企業業績に対する不安感が相場の重しとなりました。
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上のグラフはS&P5000企業の増益率を表しており、18年第4四半期以降、増益率が大幅に鈍化していることがわかります。これは、法人税減税の効果が消えるためで、19年以降は一桁台に低下する見通しです。
そもそも高PERグロース株は増収増益が織り込まれているので、PERも割高になりがちです。そのため、グロース株投資においてPERは重視されず、四半期決算の売上高、EPS、ガイダンスの三つが予想を上回っているかどうかが重要視されます。
たとえば、高PER株の代表格であるアマゾン・ドットコム(AMZN)は売上高、EPSが急拡大しています。ちなみに、17年Q4の売上高が飛び抜けて良いのは年末商戦が含まれているためです。
しかし、企業業績が好調に拡大しているのにも関わらず、株価が低迷していることがわかります。これは、2四半期連続で売上高が予想を下回ったことに加えて、今後は減税効果が消えて増益率が鈍化することが予想され、投資家のアマゾン株に対する期待感が急速に薄らいでいるためです。
すると、上のグラフのように、EPSが拡大しているのにも関わらず、PERが低下することで株価の下落基調が続くなんてことになりかねません。
経験の浅い未熟な投資家ほど、利益成長の拡大が続く限り株価も上昇し続けると考えているようですが、株価とは将来の利益を織り込むため、四半期決算で投資家が予想する数字に達しなければ、たとえ増益を達成したとしても株価は下落するものです。
そのため、これから企業業績の大幅な拡大が期待できないことを考えれば、グロース株投資の時代は終焉を迎えつつあり、これからはリセッション(景気後退)入りを意識したバリュー株投資の時代が始まると考えらえます。
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