バフェット太郎です。

15日のNYダウ株式市場は前日比+155.75ドル(+0.65%)高の2万4065.59ドルと上昇して取引を終えました。動画配信サービス大手のネットフリックス(NFLX)が米契約者向けの料金プランを13~18%値上げすることを発表したことが好感され、ハイテク株が軒並み買われました。

ネットフリックスは+6.52%高、アップル(AAPL)+2.05%高、マイクロソフト(MSFT)+2.90%高、アマゾン・ドットコム(AMZN)+3.55%高でした。

さて、ネットフリックスはこれまで最も安い基本的なプランを月額8ドルから9ドルに、人気の「HDスタンダード」プランを11ドルから13ドルに、「4Kプラミアム」プランを14ドルから16ドルにそれぞれ引き上げました。

値上げは2017年10月以来1年3ヶ月ぶりで、過去3度値上げに踏み切っています。4度目となる今回は今まで以上の大幅な値上げとなり、業績への期待感から株価は大きく上昇しました。

【ネットフリックス(NFLX):日足】
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ネットフリックスは「FANG」銘柄の中でも人気の面で見劣りしており、アマゾンやアルファベットに比べて保有している投資家は少ないですが、昨年12月に231.23ドルと底値をつけて以降、二カ月にも満たない間に+52.1%と急回復しています。

会員はすでにネットフリックスの動画コンテンツに対して、中毒になっていると見られることから、市場参加者たちは同社の値上げを好感しています。また、ネットフリックスは値上げによって得られるキャッシュを元手に、さらに独自コンテンツに投資することができるので、他社とのリードを広げるチャンスです。

ところで、グロース株投資家には二種類の投資家がいるので、グロース株投資家の中でもネットフリックスの成長の恩恵を享受できる投資家とできない投資家がいます。

そもそもグロース株は成長し続ける限り買い持ちすることで大きな値上がり益が期待できるものの、永遠に成長し続ける企業などないことから、いずれかの時点で利食いをする必要があります。
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ネットフリックスの週足チャートを眺めると、18年7月以降急落していることがわかります。これは同社が発表した第2四半期決算が売上高、ガイダンス、新規加入者で予想を下回る数字が発表されたためです。

結果、株価は高値の423.21ドルから-45.4%安と大暴落し、多くのグロース株投資家がネットフリックス株から撤退しました。ところが第3四半期決算で新規加入者数が予想を上回り、さらに第4四半期決算でも新規加入者数が予想を上回りそうとの見方から株価が急回復しています。

ちなみに、ネットフリックスの株価が暴落するケースは過去に何度もあり、その度に投資家がふるい落とされていました。つまり、ボラティリティの激しいグロース株を長期で保有し続けることは机上の空論であるわけです。

事実、長期で保有していれば大きな値上がり益が期待できると言われてきたアマゾン株ですら、昨年末の暴落を受けて多くの個人投資家たちが狼狽売りを迫られました。アマゾン株はこれまで何度も大暴落と大暴騰を繰り返してきたのにも関わらずです。

このように、成長の限界がどのタイミングで訪れるのか誰にもわからないこと、そして株価のボラティリティ(変動率)が多くの場合で投資家のリスク許容度を超えてしまうことを考えると、グロース株への長期投資、そしてタイミングを見計らった売買が難しいことがわかると思います。

グッドラック。

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