バフェット太郎です。

米投資銀行大手のJPモルガン・チェース(JPM)が第4四半期決算を発表しました。内容は悪かったです。

EPSは予想2.21ドルに対して、結果1.98ドルと予想を下回りました。

売上高は予想269億ドルに対して、結果261ドルと予想を下回りました。

債券トレーディング収入の落ち込みがひどく、前年同期比18%減の18億6000万ドルでした。これはアナリスト予想の22億9000万ドルを大きく下回る数字です。

ジェイミー・ダイモンCEOは、厳しい市場環境がクレジット、金利、商品事業の重しとなったものの、これらは天候や出来高、ボラティリティ、市場の価格、資産の変動と無関係でいられなにことを考えれば、過度に悲観的になる必要はないとの見方を示しました。

ただし、投資家は米景気がすでにピークアウトしていることを覚悟した方が良いかもしれません。
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JPモルガンの商工業向け融資(対前年比)の推移を眺めると、伸びが鈍化しており、クレジットサイクルが後退期に入りつつあることを示しています。

そもそも景気には「回復・好況・後退・不況」といったサイクルがありますが、クレジット(信用)にも同様に「回復・拡大・後退・修繕」といったサイクルがあり、現在は拡大の後期に当たり、次第に後退局面に入っていくことが予想されています。
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ただし、一般的には時計回りにサイクルが進むと考えられているものの、反対周りに動き始める場合もあるため注意が必要です。

また、グーグルによる「クレジット・サイクル」でのキーワード検索数も急上昇しており、市場がクレジットサイクルの終了を過度に懸念し、織り込んでいることがわかります。
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また、米国の企業部門の債務比率も下落に転じていることから、クレジットサイクルは後退期を迎えつつあることがわかります。
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(出所:竹中 正治

グラフを眺めると、長期移動平均値からの乖離幅の縮小が始まっており、近い将来景気後退入りすることが予想されます。

投資家は景気後退期がどのタイミングでやってくるのか、正確に判断することはできません。しかし、米国景気がすでにピークアウトしており、リスクの高い取引は控えるべきだということがわかります。

グッドラック。

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