バフェット太郎です。

ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、タブロイド紙の「ナショナル・エンクワイアラー」が、アマゾン・ドットコム(AMZN)のCEOジェフ・ベゾス氏の"ジェフちゃん”の写真を入手したとのこと。

ベゾス氏が不倫相手のローレン・サンチェス氏に送った”ジェフちゃん”の写真が流出したそうです。
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”ジェフちゃん”の写真公表を巡って、ベゾス氏は「ナショナル・エンクワイアラー」の出版元であるアメリカン・メディアから脅迫を受けたとし、「ゆすりや脅迫に屈することなく、個人的な犠牲や恥が生じるとしても、彼らが送ってきた内容をそのまま公表することに決めた」とし、長文を投稿しました。

ベゾス氏は今年1月、25年連れ添ったマッケンジー・ベゾス氏との離婚を発表したばかりで、同氏が住むワシントン州の法律に従い、夫婦共有財産制の下、1370億ドルもの財産は平等に分割される予定です。

仮にマッケンジー氏が財産の半分を受け取れば、保有資産680億ドルと、世界で五番目の富豪となります。また、マッケンジー氏がアマゾン株をどう処分するのかについても注目されていて、アマゾンの株主は今年に入ってベゾス氏のスキャンダルに振り回されっぱなしです。
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アマゾンの週足チャートを眺めると、株価は昨年9月の高値2050.50ドルから一時-36.3%安と下げる場面もありましたが、現在は-21.3%安水準まで回復しています。

しかし、50週移動平均線を挟む神経質な展開の中で、今回のスキャンダルはアマゾンの株主にとって痛手となりそうです。

これまでアマゾンはFANG銘柄の一角として多くの投資家らから注目を集めており、株主らは「アマゾンに投資して、あとは気絶しているだけでお金持ちになれる」と豪語していました。

しかし、永遠に続くブームなどないことを考えれば、いずれかの時点で低迷し始めることは目に見えていました。事実、アマゾンの売上高は鈍化し始めていることに加えて、ベゾス氏の離婚問題でも株価が伸び悩んでいるわけですが、まさか最後のとどめを”ジェフちゃん”に刺されるとは誰も夢にも思っていなかったことでしょう。

グッドラック。

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