バフェット太郎です。

投資の世界では、長期的に見れば債券よりも株式のリターンの方が高い傾向にあることがすでに証明されていて、これは世界主要国で共通していることです。
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出典『証券市場の真実―101年間の目撃録

そのため、投資家はアセットアロケーション(資産配分)における株式の比率を引き上げることで、将来のリターンを最大化することができるわけです。しかし、投資家によってリスク許容度が違うことを考えれば、個人投資家にとって株式中心のアセットアロケーションはリスクが大きすぎて、投資を継続することが困難になりかねないことから、債券の比率を高めておいた方が賢明です。

そもそも、株式のパフォーマンスは長期的に見れば債券のそれを上回ってきたものの、全期間にわたって上回ってきたわけではありません。特定の期間に限れば債券のパフォーマンスが高いことから、株式の保有が嫌われることもあるのです。

たとえば、2000年から2009年末にかけて、債券など幅広い資産に分散投資した場合の方が、米国株に100%集中投資した場合と比べてリターンが大きかったことから、途中で米国株を手放す投資家も少なくありませんでした。
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(出典:『世界のエリート投資家は何を見て動くのか: 自分のお金を確実に守り、増やすために 』)

つまり、長期的に見れば債券よりも株式のリターンの方が優れているとしても、特定の期間(5~10年)で区切れば債券のリターンの方が大きいこともあるので、リスク許容度の低い投資家にとって債券に投資することは理に適っていると言えるわけです。

特に最近は株高の影響もあり、多くの個人投資家のアセットアロケーションはやや株式に偏っており、リスク許容度を超えている可能性があることを考えれば、債券の比率を高めておいた方が良さそうです。

ちなみに、「ヘッジファンドの帝王」の異名を持つレイ・ダリオ氏は個人向けポートフォリオとして、次のようなアセットアロケーションを推奨しています。
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米長期国債40%、米国株式30%、米中期国債15%、金7%、コモディティ8%と、債券の割合は55%とおよそ半分を占めています。これは株式の変動リスクは債券のおよそ三倍であることから、リスクを軽減するために債券の割合を大きくしているそうです。

リバランスは値上がりした株式を一部売却して、その資金で債券に投資しても良いですし、新規の投資資金で債券を買い増すことで比率を高めても良いです。いずれにせよ、世界経済が失速しつつあることを考えると、投資家は突然の有事に備えておいた方が良いです。

グッドラック。

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